2019年版 小学6年生の「将来就きたい職業」、親の「就かせたい職業」

調査対象 2019年3月に小学校を卒業した子どもとその親(男の子とその親:各640名/女の子とその親:各736名) 調査実施先 株式会社クラレ
調査方法 使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもに贈る当社の社会貢献活動【ランドセルは海を越えて】キャンペーンにご協力いただいた方にアンケートを実施 調査期間 有効回答(2018年3月末時点)を抽出し、回答内容を集計

調査結果の概要

株式会社クラレは、今春小学校を卒業した子どもとその親を対象に、「将来就きたい職業」と「就かせたい職業」のアンケート調査を実施しました。その結果、男の子が就きたい職業の1位は、昨年に続き「スポーツ選手」18.0%、女の子の1位は「教員」6.9%となりました。男の子1位の「スポーツ選手」の競技の内訳をみると、サッカーや野球が多くの票を獲得する中、今年初めてeスポーツが登場しました。国内でもプロリーグが発足し、10月には全国初となる都道府県対抗のeスポーツ大会も開催される予定で、子どもたちの関心も高まっているようです。2位には昨年5位に順位を下げていた「研究者」7.2%、3位には「医師」5.2%が入りました。また、「大工・職人」3.9%が昨年16位から6位に大きく順位を上げました。ブロックでできた仮想空間の中で、ものづくりができるゲームのヒットも影響しているのでしょうか。人材不足や高齢化が懸念される職種とあって、子どもたちの関心の高まりに注目したいところです。女の子が就きたい職業女の子の1位は「教員」6.9%、2位は「保育士」6.7%で、子どもと関わる職業が上位に入りました。10位以内では、3位「看護師」6.4%、9位「医療関係」3.8%といった医療職が目立ちますが、昨年1位だった「医師」3.8%は医学部の不正入試問題なども影響したのか、9位に順位を落としています。おしゃれに関する仕事に興味を持つ女の子も多く、「美容師」4.8%は14位から5位に大きく順位を上げ、8位には「デザイナー」3.9%が入りました。男の子の保護者が子どもに就かせたい職業は、昨年に続き「公務員」13.1%が1位となり、2位「会社員」8.1%、3位「研究者」7.3%となりました。女の子の保護者が就かせたい職業の1位は、昨年に続き圧倒的人気で「看護師」12.5%でした。2位には「医療関係」7.5%、3位には「薬剤師」7.2%が入り、医療職が上位を占めました。

調査結果

小学6年生の将来就きたい職業トップ20
<男の子編>(単位:%)
小学6年生の親が将来就かせたい職業トップ5
<男の子編>(単位:%)
小学6年生の将来就きたい職業トップ20
<女の子編>(単位:%)
小学6年生の親が将来就かせたい職業トップ5
<女の子編>(単位:%)