女子高生の最新お菓子事情

調査対象 事前調査で、「現在、高校生である」と回答した15歳~18歳の女子高校生 347名 調査実施先 トレンダーズ株式会社
TT総研-Teens Trend総研-(ティーティー ソウケン)
調査方法 『LINE Research Platform』を活用したスマートフォンリサーチ 調査期間 2019/02/19

調査結果の概要

お菓子はいつの時代も日常に幸せなひとときを与えてくれるもの。高校時代、教室で友人とお菓子を食べたり、通学中にコンビニに立ち寄ってお菓子を購入した思い出がある方も多いのではないでしょうか。そこで今回、若年層のトレンドやインサイトを分析するマーケティング研究機関【TT総研 -Teens Trend総研-】では女子高校生を対象に、日常的に食べるお菓子に関する意識調査を実施、バレンタインデーやホワイトデーとの関わり方についても分析しました。まず、お菓子を購入する頻度について聞いたところ、最も多かった回答は「月に数回」30.5%でした。次に「2~3日に1回」19.0%、「1週間に1回」16.7%となり、頻繁に購入する人とそうでない人に割れました。アンケートの結果から、約6割(57.6%)の女子高校生が『週に1回以上』お菓子を購入しているという点で、多くの女子高校生はお菓子を日常的に購入していると言えそうです。そして、1回あたりのお菓子の購入金額という質問に対しては、半数の女子高校生が「100~300円未満」50.0%と回答しており、コンビニやスーパーで売っているポケット菓子の購入が多いことが予想されます。また、お菓子を購入するきっかけとして多かったのは、「SNS(YouTube、Instagram等)」が40.0%、続いて「周囲の⼈からのおすすめ」36.4%、「CM」35.8%という理由が並び、SNSの影響力がわかる結果となりました。さらに、お菓子を購入したくなるキーワードについても聞いたところ、「増量中」37.2%、「濃厚」29.7%といった、ボリューミーなイメージがつくキーワードが多数の票を集めました。また、ここでも「SNSで話題(口コミ、Instagramなど)」28.5%と、回答した人が約3割となり、SNSの影響力が垣間見える結果となりました。次に、2019年のバレンタインデーの過ごし方について調査すると、「友達にお菓子を作った」という回答が56.5%と半数以上となり、続いて「家族にお菓子を作った」39.8%、「自分用にお菓子を作った」25.1%といった、お菓子を手作りした人が多い結果となりました。また、バレンタインデーにかかった費用については、「3,000円未満」と答えた人が全体の約8割75.9%となりました。続いてホワイトデーに期待しているお返しについて聞いてみると、「手作りのお菓子」32.1%が圧倒的多数の票を集めました。また、雑貨派の中でも上位に「手作りの雑貨(手紙なども含む)」6.2%が挙がっており、手作りの根強い人気がわかる結果となりました。

調査結果

お菓子を購入する頻度(n=347、※事前調査で、「現在、高校生である」と回答した15歳~18歳の女子高校生)(単位:%)
1回あたりのお菓子の購入金額(n=330、※前問で、「お菓子を購入する」と回答した15歳~18歳の女子高校生)(単位:%)
お菓子を購入するきっかけ(複数回答、n=330、※前問で、「お菓子を購入する」と回答した15歳~18歳の女子高校生)(単位:%)
お菓子を購入したくなる新商品や限定品のキーワード(複数回答、n=347、※事前調査で、「現在、高校生である」と回答した15歳~18歳の女子高校生、10項目抜粋)(単位:%)
2019年のバレンタインデーの過ごし方(複数回答、n=347、※事前調査で、「現在、高校生である」と回答した15歳~18歳の女子高校生)(単位:%)
2019年のバレンタインデーで使った金額(n=274、※前問で、今年のバレンタインデーに「お菓子を作った」「お菓子を購入した」「その他」と回答した15歳~18歳の女子高校生)(単位:%)
2019年のホワイトデーに期待しているお返し(複数回答、n=274、※前問で、今年のバレンタインデーに「お菓子を作った」「お菓子を購入した」「その他」と回答した15歳~18歳の女子高校生)(単位:%)