30代～50代夫婦の結婚生活に関する実態調査

調査結果の概要

結婚相手紹介サービスの株式会社オーネットは、30歳～59歳の既婚男女を対象に「結婚生活に関する実態調査」を実施しました。 まず、 “思い通りの結婚生活が実現”できていますか？と尋ねました。全体では「ほぼその通りだ」11.4％と「どちらかというとその通りだ」39.6％の回答をあわせると半数にあたる51.0％が『実現できている』という回答になりました。男性は54.9％、女性は47.2％となり、女性よりも男性の方が結婚生活に対する満足度が高いという結果となりました。続いて「思い通りの結婚生活が実現できている」「ほぼその通りだ」と回答された方に、その理由を聞いてみました。最も多かった回答は、男女ともに「お互いの性格の一致「（一緒にいると楽しい）」となり、続いて男性では「お相手の両親を含め身内とうまくやっている」「特に理由はないが上手くいっている」同27.9％に回答が集まりました。また、女性は、「苦難なことがあっても一緒に乗り越えられる」32.1％、「経済的に安定・余裕がある」28.6％という回答にボリュームが出る結果となりました。やはり、「お互いの性格の一致（一緒にいると楽しい）」が夫婦生活を続ける中で最も大切であるということが読み取れます。一方、「全く思い通りの結婚生活ができていない」「どちらかというとそうではない」と回答された方に、その理由を尋ねました。女性は「経済面で不安がある」38.4％、「将来に対する不安」33.9％が上位となり、男性では「性格の不一致「（一緒にいるとつまらない）」31.9％、続いて「経済面で不安がある」26.4％という結果となりました。調査結果から明白なのは「経済面の不安「将来に対する不安」を男女ともに意識はしているものの、男性より女性の方が強く意識しているということがうかがえます。最後に夫婦生活を円満に過ごす秘訣について聞いたところ、最も多かった回答は「お互いを思いやる気持ち」（男性66.4％、女性65.8％）で、次いで「相手を認める寛容さ」（男性51.1％、女性44.3％）、3番目が「経済的余裕がある」（男性40.0％、女性48.9％）という結果となりました。「2人の会話の時間を大切にする」「何でも相談できる信頼関係」なども男女ほぼ同じ回答ボリュームになっていることから、どの夫婦においても夫婦生活を円満に過ごすために必要な事については共通認識を持っていることがわかりました。

調査結果