“会社のコミュ力”調査

調査対象 全国の(従業員数が①100人以上300人未満、②300人以上1,000人未満、③1,000人以上の企業に勤めている)25歳~59歳の男女 2,062人(各従業員数 688人) 調査実施先 株式会社JTBコミュニケーションデザイン
調査方法 WEBアンケート 調査期間 2019/01/08~2019/01/11

調査結果の概要

JTB グループで様々なコミュニケーションサービスを提供する株式会社JTB コミュニケーションデザインでは、“会社のコミュ力”についてまとめました。初めに“会社のコミュ力”総合評価について尋ねたところ、全体では、「5点(“会社のコミュ力”はとても高い)」と回答した方は2.5%、「4点」と回答した方が13.5%となっており、『会社のコミュ力は高い』と評価した方は合計16.0%でした。一方、「2点(“会社のコミュ力”は低い)と回答した方は29.8%、「1点(“会社のコミュ力”はとても低く、いわば“赤点”)」と回答した方が8.1%を占めており、『会社のコミュ力は低い』と感じている方のほうが多いという結果になりました。お勤め先の情報発信メディアについて尋ねました。その結果、<情報発信に力を入れているメディア>では「自社サイト」が50.1%と最も多く、次いで「営業ツールやパンフレット、会社案内」32.6%、「テレビCM」22.1%が挙げられました。これに対し、<顧客が勤め先の情報に関して目にしていると思うメディア>も同様の傾向となっており、「自社サイト」40.9%、「営業ツールやパンフレット、会社案内」27.0%、「テレビCM」21.0%が上位となりました。一方、<今後力を入れるべきメディア>も「自社サイト」33.0%が首位であるものの、次いで「SNSによる情報発信」29.9%を挙げており、「SNS」は「自社サイト」と同程度に注力したいメディアであることがわかります。自社の宣伝・告知に対する評価点、課題点について尋ねたところ、最も多い意見は「内容が地味で目立たない」34.4%で、次いで「内容が他社に比べて見劣りする」30.0%、「内容が古臭い」27.5%となりました。いずれも、自社の宣伝・告知内容に対する不満点で、顧客に適した宣伝・告知(情報発信)が行われていないことがわかります。“会社のコミュ力”が高いと思う会社について尋ねました。その結果、「消費者のニーズをうまく掴んでいる」会社が43.5%で最も高く、次いで「社外とのコミュニケーションと社内コミュニケーションの双方に力を入れている」42.0%、「会社が社員の状況を理解し、効果的な施策や制度を導入している」41.2%という結果になりました。「社外とのコミュニケーションと社内コミュニケーションの双方に力を入れている」という項目が2番目に挙がっているとおり、顧客とのコミュニケーションを重視するだけでなく、社員とのコミュニケーションも重視し、社員の状況を理解している会社は“コミュ力が高い会社”といえます。

調査結果

“会社のコミュ力”総合評価(n=2,026、全体)(単位:%)
情報発信メディア比較(n=2,026、全体、5項目抜粋)
<あなたのお勤め先が情報発信に力を入れているメディア>(単位:%)
<お客様が、あなたのお勤め先の情報に関して目にしていると思うメディア>(単位:%)
<今後、⼒を⼊れるべきメディア>(単位:%)
自社の宣伝・告知について(n=2,026、全体)(単位:%)
“会社のコミュ力”が高いと思う会社の特徴(n=2,026、全体、5項目抜粋)(単位:%)