グレイヘアに関する意識調査

調査結果の概要

毛髪・美容・健康のウェルネス産業の株式会社アデランスでは、レディメイド・ウィッグ（既製品）ブランド【FDW（フォンテーヌ デザイナーズ ウィッグ）】から、グレイヘアデザインのフルウィッグ発売に合わせ、全国の40～70 代以上の女性を対象に、グレイヘアに関する意識調査を実施しました。最初に、現在白髪染めを行っているか尋ねたところ、全体で72.1％、50代・60代では約8割の方が白髪染めを行っていると回答しました。白髪染めを行っている方に、白髪染めをやめたいと思うか尋ねたところ、4割の方が『白髪染めをやめたい（「今すぐにでもやめたい」8.4％、「将来的にはやめたい」31.6％ 計）』と回答しました。いつ頃から白髪が気になり始めたのか尋ねたところ、「40代」35.7％と回答した方が最も多く、次が「50代」28.2％でした。40代と50代で6割以上（63.9％）を占めており、白髪が最も気になる年代が40代・50代であることが伺えます。白髪を染めずにおしゃれを楽しむ“グレイヘア”について尋ねたところ、約7割の方が「“グレイヘア”を知っている」68.4％と回答しました。年代別でみると、60代の認知度が73.8％と最も高い結果となりました。さらに、“グレイヘア”への挑戦意向を尋ねました。結果を年代別でみると、「挑戦してみたい」「どちらかといえば挑戦してみたい」との回答は60代が最も高く、60代・70代ではどちらも半数を超える方が“グレイヘア”へ挑戦してみたいとの意向を示しました。グレイヘアについて「挑戦してみたい」「どちらかといえば挑戦してみたい」と回答した方に、その理由について尋ねたところ、「白髪染めの手間が省ける」64.1％を抜いて、「自然体でいられる」66.7％がトップとなりました。「白髪染めの手間が省ける」という効率化の側面よりも、着飾らず、ありのままの自然な自分でいられるところに魅力を感じている方が多いことが分かります。 また、「お洒落に見える」21.5％も3位となっており、お洒落の手段として魅力を感じる方がいることが分かります。グレイヘアに対してハードルを感じている部分について尋ねたところ、「老けて見える」49.5％や「似合うかどうかわからない」40.8％といった、自身の外見に対する不安を感じる方が多い傾向がみられました。 一方、「移行するまで時間がかかる」33.0％や「移行が難しい」26.5％と答えた方も多く、綺麗なグレイヘアになるまでの「移行期間」にハードルを感じている方が多いことが分かります。最後に、グレイヘアが似合うと思う有名人について尋ねたところ、1位となったのは女優の「草笛光子さん」でした。 続く2位には、フリーアナウンサーの「近藤サトさん」が入りました。男性では唯一、俳優の「吉川晃司さん」が4位にランクインしています。吉川さんのグレイヘアは、女性からの支持が高いことが伺えます。

調査結果