日欧EPA発効と普段のワイン飲用に関するアンケート調査

調査対象 20以上の男女13,091名 調査実施先 サッポロビール株式会社
調査方法 実施先WEBサイトでのアンケート調査 調査期間 2018/09/10~2018/09/17

調査結果の概要

日本と欧州連合(EU)が大枠合意した日欧経済連携協定(以下日欧EPA)で、欧州産ワインの関税は2019年にも撤廃されることが発表され、2018年12月12日の欧州議会で承認されました。この度サッポロビール株式会社では20歳以上の男女を対象に、日欧EPA発効と普段のワイン飲用に関するアンケート調査を実施しました。始めに、日欧EPA発効によりワインの関税が即時撤廃されることを知っていましたか?と尋ねたところ、約4人に1人が「知っている」23%ということが判明しました。次に、日欧EPA発効によりワインの関税が即時撤廃されることに期待感がありますか?と尋ねました。その結果、72%の人が「期待感あり」と回答しており、今回の撤廃が高い関心事として受け止められていることが伺えます。さらに、日欧EPA発効によりワインの関税が即時撤廃されることに、何を期待しますか?と尋ねたところ、「高品質なワインが今より手軽に手に入ること」59%の期待が大きい傾向がわかりました。その中でも、「現在1500円以上の欧州ワインが今より安く手に入ること」40%に期待している人が多いことが見て取れます。日欧EPA発効を機に、どの価格帯の欧州ワイン(赤・白)を購入・飲用してみたいですか?と尋ねました。関税の即時撤廃で「現在1500円以上の欧州ワインが今より安く手に入ること」を期待している人が多い一方で、『800円~1,400円未満』のワインにニーズが高く、全体の半分以上(55%)という結果になりました。そして、日欧EPA発効を機に半数以上が欧州ワインの飲用量が「増えそう」56%と回答していることからも、欧州ワイン消費が高まることが予想されます。普段、好んでよく飲む(よく購入する)ワインのタイプを尋ねたところ、「赤ワイン」67%が最も人気でしたが、「白ワイン」44%や「スパークリングワイン(シャンパーニュ含む)」32%の愛飲者も多いことがわかりました。普段、よく購入する輸入ワイン(赤・白)の価格(税抜・750mlあたり価格)帯では『800円~1400円未満』59%で全体の約6割を占めます。最後に、最近1年、どの欧州ワインを購入して飲んだことがありますか?と質問しました。「欧州ワインを購入して飲んでいない」人はわずか28%と、欧州ワインが定着していることが伺える結果となりました。

調査結果

日欧EPA発効によりワインの関税が即時撤廃されることを知っていましたか?(択一式回答、n=13,091)(単位:%)
日欧EPA発効によりワインの関税が即時撤廃されることに期待感がありますか?(択一式回答、n=13,091)(単位:%)
日欧EPA発効によりワインの関税が即時撤廃されることに、何を期待しますか?(複数回答、n=13,091、5項目抜粋)(単位:%)
日欧EPA発効を機に、どの価格帯の欧州ワイン(赤・白)を購入・飲用してみたいですか?(複数回答、n=13,091)(単位:%)
日欧EPA発効を機に、欧州ワインを飲む量はどうなりそうですか?(択一式回答、n=13,091)(単位:%)
普段、好んでよく飲む(よく購入する)ワインのタイプはどれですか?(複数回答、n=13,091)(単位:%)
普段、よく購入する輸入ワイン(赤・白)の価格(税抜・750mlあたり価格)帯はどれですか?(複数回答、n=13,091)(単位:%)
最近1年、どの欧州ワインを購入して飲んだことがありますか?(複数回答、n=13,091)(単位:%)