消費税増税決定直後に聞く家計と暮らし調査 |
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調査結果の概要
総合情報サイト【All About】を運営する株式会社オールアバウトは、大阪ガス株式会社と共同で消費税増税決定直後の10月19日に関西エリア関東エリアに居住する20~60代の男女を対象に、家計と暮らし調査を実施しました。まず、家計で減らしたいものを尋ねました。1位に挙げられたのは「電気代」49.3%でした。TOP3は「電気代」49.3%、「水道代」44.4%、「ガス代」40%といった光熱費が挙げられ、生活インフラ費用を見直したい意向が鮮明となりました。一方、減らしたくないものでは、「預貯金」が1位。以下「旅行費」「書籍代」の順となっています。今年の冬に家で過ごす時間はどう変化するか尋ねたところ、53.7%の方が『増えると思う(「増えると思う」17.8%、「やや増えると思う」35.9% 計)』と回答し、外出よりもインドアな余暇を志向する傾向であることがわかりました。また、今年の冬家で過ごす時間が『増えると思う』と感じている方に、家での過ごし方を尋ねところ、TOP3は「テレビ視聴」38.4%、「のんびり過ごす」28.4%、「家事」25.5%となりました。興味のあるモノ・サービスについて尋ねました。その結果、「サブスクリプションサービス(定額制配信サービス(動画・音楽・雑誌・その他)」38.5%や「生活家電」30.5%、家事の時短につながる「調理家電」22.4%に関心を持っていることがわかりました。商品やサービスを選択する際に重視することでは、<価格が安いこと>を『重視している(「まあ重視している」「重視している」 計)』方が89.2%、<(自分や家族の)ライフスタイル・価値観とのフィット>を『重視している(同)』方が90.5%となり、価格の安さだけでなく、大事に思うことを基準に選択したいという生活者の意向があきらかとなりました。電気やガスなどの生活インフラ見直しに際して重視する点について尋ねたところ、約8割(「そう思う」24.6%、「まあそう思う」57.8% 計)の方が、<自分の家庭やライフスタイルに合う>インフラの見直しに関心を示しました。これにより、消費税増税前により高まる来年の生活インフラの見直しの際には、価格だけではなく家族やライフスタイルに合ったプランへの見直しへの意向が高まると予想されます。