共働き夫婦のお風呂掃除に関する実態調査

調査対象 全国の20歳~59歳の共働き既婚男性 400名(子ども有 271名、無 129名)及び共働き既婚女性 400名(子ども有 244名、無 156名) 計800名 調査実施先 ライオン株式会社
調査方法 インターネット調査 調査期間 2018/09/07~2018/09/09

調査結果の概要

ライオン株式会社ではこの度共働きの男性と女性を対象に、お風呂掃除に関する実態調査を実施しました。まず、共働きをしている男性と女性に、“洗濯、調理、掃除について、理想の状態を100点とした際の現実の状態”を尋ねたところ、平均点で「洗濯」(57点)、「調理」(46点)、「掃除」(44点)の順となり、現状に対して最も満足度が低いのは「掃除」という結果になりました。続いて、共働きの女性に普段の家事について嫌いな家事を聞いたところ、不満が残りがちな「掃除」に関する家事が多く挙げられており、中でも「お風呂掃除」39%がNo.1という結果でした。次の質問のなくなって欲しい家事については、3割が「お風呂掃除」30%を挙げており、気持ちの上でも負担を感じていることが推察されます。負担感の大きいお風呂掃除をやりたくない時はどうしているのでしょうか?“お風呂を洗うのが面倒”という理由で、浴槽にお湯をはらずにシャワーで済ませてしまおうと思ったことがありますか?と尋ねたところ、半数の人が「実際にシャワーで済ませたことがある」50%と回答しました。仕事や家事で疲れた時ほど入浴したいものですが、「お風呂の浴槽掃除」の負担を重く感じるケースが少なくない現実が垣間見えました。宅配や家電、お掃除グッズなど家事の効率化につながる商品やサービスが増えています。それらを知っているか聞いたところ、認知度は「自動食器洗い機」83%、「自動お掃除ロボット」78%、「高機能オーブンレンジ」73%、「宅配調理キットサービス」63%、「家事代行サービス」60%、「浴室用防カビくん煙剤」51%といずれも5割以上が知っていると回答、関心の高さがうかがえます。しかし、実際に利用している人はいずれの商品やサービスでも3割未満と低く、ひとつも利用していない人が約4割(42.9%)にのぼりました。共働きをしている家庭では、最新の家電やサービスに対して機能への期待感が高いながらも、仕事と家事や育児に追われる忙しい日常の中で、生活に新しいものを導入する余裕がないことや価格が高いといったことが影響していると推察されます。

調査結果

洗濯、調理、掃除について、理想の状態を100点とした際の現実の状態(平均点)(共働き男女、n=800)(単位:点)
共働き女性の嫌いな家事(複数回答、共働き女性、n=400)(単位:%)
共働き女性のなくなって欲しい家事(複数回答、共働き女性、n=400)(単位:%)
“お風呂を洗うのが面倒”という理由で、浴槽にお湯をはらずにシャワーで済ませてしまおうと思ったことの有無(共働き男女、n=800)(単位:%)
家事の効率化につながる可能性のある、商品やサービスについてあてはまること(共働き男女、n=800)
<存在を知っている>(単位:%)
<現在使用・利用している>(単位:%)