2019年(平成31年)ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査

調査対象 首都圏の企業・団体等に勤務する20代~60代のビジネスパーソン 419人(男性283人、女性136人) 調査実施先 株式会社パイロットコーポレーション
調査方法 質問用紙の配付・回収による無記名留置調査 調査期間 2018/11/16~2018/11/30

調査結果の概要

日本独特のお正月の習慣として、また、普段会えない人へのコミュニケ-ション手段として、私たち日本人にとって欠かすことのできないのが年賀状のやりとり。株式会社パイロットコーポレーションでは、日本人の書き文字文化の象徴とも言える年賀状をテ-マに今回で39回目となる「ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査」を実施しました。まず、2019年の年賀状を出すかどうか尋ねたところ、「出す」と答えた人は68.3%となりました。ここ数年、過去最低の数値を更新しており、ついに70%を切る結果となりました。年賀状を出す理由では、「新年のあいさつとして」80.1%、「日頃、御無沙汰しているので」51.0%、「毎年、年賀状をもらうので」37.1%が上位になりました。新年の挨拶はもちろん、日頃のお礼などに年賀状を使っていることがわかります。一方、年賀状を「出さない」と答えた人に年賀状を出さない理由を聞いてみると、「準備が面倒」39.8%が昨年より数字を減らした一方、ついに「メールで代用」24.1%を抜いて、「LINE等メッセージアプリで代用」39.1%が2位に入り、「準備が面倒」に肉薄しました。「LINE等メッセージアプリ」が幅広い層に浸透してきたことがうかがえます。年賀状を出す相手は例年と変わらず、「友人・知人」90.2%、「親類関係」71.7%、「会社等の上司」35.7%が上位に入りました。また、年賀状をもらって一番うれしい相手を聞いてみると、年賀状を出す相手と同様に「友人・知人」55.1%がトップで、2位以下の「親類関係」15.0%、「学生時代の先輩・後輩」「恩師・恩人」同5.0%に大差をつけました。年賀状の手書き箇所の有無を尋ねました。すると91.3%の人が「手書き箇所がある」と答えました。「手書き箇所がある」と答えた人に年賀状を手書きする理由を尋ねると、「気持ちが伝わる感じがするから」54.4%がトップで、次いで「手書き箇所がまったくないとDMのような感じがするから」43.3%が入りました。年賀状は手書きを通じて、気持ちを伝えるツールであるようです。また、年賀状の手書きに使う筆記具について尋ねてみると、トップは「ボールペン」75.5%でした。次いで「サインペン」30.3%、「筆ペン」16.9%が続きました。

調査結果

年賀状の予定(単一回答、n=419)(単位:%)
年賀状を出す理由(複数回答、n=286、5項目抜粋)(単位:%)
年賀状を出さない理由(複数回答、n=133、5項目抜粋)(単位:%)
年賀状を出す相手(複数回答、n=286、5項目抜粋)(単位:%)
年賀状をもらって一番うれしい相手(単一回答、n=419、5項目抜粋)(単位:%)
年賀状の手書き箇所の有無(単一回答、n=286)(単位:%)
年賀状を手書きする理由(複数回答、n=261、5項目抜粋)(単位:%)
年賀状の手書きに使う筆記具(複数回答、n=261)(単位:%)