小学生・保護者に聞きました!小林製薬「小学生のトイレ実態調査2018」結果発表! |
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調査結果の概要
この度、小林製薬株式会社では「小学生のトイレ実態」に関するWEBアンケートを実施し、調査結果をまとめました(2010年より7回目)。本調査によると、小学校のトイレ形態は4年前に比べ着実に「洋式化」が進んでいます。しかし、依然として4割以上(44%)の小学校が『和式トイレの方が多い(「全て和式」8%+「和式が多い」36%)』状態となっており、「和式のみ」の学校も少なからず残っていることがわかりました。(一方で、学校でうんちをすることに対して抵抗を感じている児童は約6割、実際にうんちを我慢した経験がある児童は5割に上り、『和式トイレの方が多い』では、それらの割合がより高くなる傾向にあります。)その原因をみると、「恥ずかしいから」52%や「落ち着かないから」45%、「からかわれそうだから」30%といったソフト面の影響が全体として高いものの、『和式トイレの方が多い』学校では、「和式トイレが苦手だから」39%、「トイレが汚いから」35%といったハード面の理由も同程度高く、トイレ環境の問題がより大きな影響を与えていることが明らかとなりました。また今回は、第1子が新1年生となった保護者を対象に「小学校入学準備における和式トイレ対策の実態」についてもWEBアンケートを実施しました。本調査によると、小学校入学まで練習以外で『和式トイレをほとんど使用したことがなかった(「一度もなかった」12%+「これまでに1~2回使ったことがあった」24%)』児童は4割弱おり、多くの子どもたちが小学校入学を機に初めて一人で和式トイレを使用する場面に直面することがわかりました。しかし、小学校入学に向けた準備について質問した結果、入学前に和式トイレの練習(6位「和式トイレを使う練習」)の必要性を認識していた保護者は35%に留まり、実際に練習を行った方は2割(19%)に満たず、その他の準備に比べ後回しになっているのが現状です。(このようなことから、8割もの保護者が、学校のトイレ形態に関わらず、これから入学されるお子さまには「入学前に和式トイレの練習をしておくことを薦める」と回答しています。)子どもたちの健やかな成長やスムーズな新生活のスタートを考えると、トイレについてはまずは環境の改善を最優先に、引き続き正しいトイレの使い方や排便意識の啓発に取り組んでいく必要がありそうです。