家事代行サービスに関するアンケート調査 |
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調査結果の概要
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(旧マーシュ)では、一都三県に在住の20代~60代の既婚女性を対象に、家事代行サービスに関するアンケート調査を実施しました。始めに、家事について例を挙げ、ご自身のご家庭での分担状況について答えていただきました。その結果、日常のほぼ全ての家事で、『自分(妻)』(「全て自分がする」「家族もするが、殆どが自分」 計)がメインで担当していると回答した家庭が8割を超えました。一方、<ゴミ捨て>と<庭・植物の手入れ>に関しては、『家族』(「自分と家族で半々位」「自分もするが、殆どが家族」「全て家族がする」 計)がメインで担当していると回答した割合が他の家事と比べて高くなりました。続いて、“家事代行サービス”利用の有無について尋ねました。すると、『利用したことがある』(「定期的に利用している」「定期的ではないが、何度か利用したことがある」「一度だけ利用したことがある」 計)既婚女性は、わずか8.1%でした。年代別に見ると、差はあまり見られませんが、50代が最も多く11.3%でした。家事代行サービスを検討する機会が比較的ありそうな有職者においても、利用経験は9.3%で、専業主婦の7.4%と大差ありませんでした。家事代行サービスを利用したことがある方に満足度を尋ねたところ、『満足』(「やや満足」22.8%、「満足」49.1%、「非常に満足」12.3% 計)と回答した割合が84.2%でした。年代別に見ても、いずれの年代でも7割以上の方が『満足』と回答しました。また、「やや不満」3.5%と回答した方は若干いましたが、「不満」「非常に不満」と回答した方はいませんでした。次に、家事代行サービスを利用したことがない方に、今後の利用意向について尋ねました。すると、『利用したい』(「利用したい」10.9%、「やや利用したい」23.0% 計)が33.9%に対し、『利用したくない』(「あまり利用したくない」20.2%、「利用したくない」21.0% 計)が41.2%で7.3ポイント上回りました。 年代別では、30代の『利用したい』方の割合が47.1%で全体より13.2ポイント高く、60代が22.0%で全体より11.9ポイント低くなりました。職業別では、有職者の方が利用したいと回答した割合が9.1ポイント高くなりました。家事代行サービスを利用したことがなく、今後も利用したいと思わない方に、今後も利用したいと思わない理由について答えていただきました。その結果、「費用が高い」が最も多く66.1%でした。次いで、「他人を家に入れることに抵抗がある」47.3%や「どんなスタッフが来るのかわからない」36.2%等の防犯上の理由が多くなりました。