小中学生のスポーツに関する意識調査(2)

調査対象 全国の小学1年生~中学3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方) 900人 調査実施先 株式会社バンダイ
調査方法 インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング) 調査期間 2018/08/17~2018/08/19

調査結果の概要

((1)より続く)体育の授業以外で行っているスポーツについて男女別にみると、「野球」6.7%が一昨年4位、昨年7位から、順位を上げて男子3位にランクインしました。女子TOP3は「水泳」16.2%、「ダンス(チアリーディング等含む)」7.1%、「テニス」5.1%という結果になりました。「ダンス」は昨年の3位から順位を1つ上げ、2位となりました。保健・体育で必修化となってから7年が経ち(※2012年中学で必修化)、スポーツとして定着しているようです。また、今年の調査結果では、男女共に「バスケットボール」(男子4.7%、女子3.3%)がTOP5にランクインしており、近年の国内での「バスケットボール」の盛り上がりの影響の大きさがうかがえます。また、親と子どもそれぞれに、体育以外のスポーツを行っている理由について尋ねたところ、親では「体力作り」44.2%が最も高く、次いで「親がそのスポーツを好きだから」10.6%、「礼儀を身につけてほしいから」10.5%、一方、子どもでは「子どもがそのスポーツを好きだから」49.7%が最も高く、次いで「体力作り」31.4%、「友だち・兄弟がやっているから」25.0%という結果になりました。体育の授業以外にスポーツを行っている子どもの親に、スポーツにかける年間費用を聞いたところ、平均金額は『51,478円』となりました。金額のボリュームゾーンとしては、「10,000円~49,999円」29.7%が最も高く、次いで「50,000円~99,999円」25.9%、「5,000 円以上~9,999 円」18.5%という結果になりました。また、行っているスポーツごとに平均年間金額をみたところ、「野球」が63,543円、「バスケットボール」が31,778円と競技によって大きな差が生まれる結果になりました。道具代や初期投資の金額によって、年間金額が異なってくることが推測できます。

調査結果

体育の授業以外で行っているスポーツ
【男子TOP5】(単一回答、単位:%)
【女子TOP5】(単一回答、単位:%)
スポーツにかけている年間金額(n=545、 ※子どもがスポーツを行っている人ベース)(単位:%)
体育以外のスポーツを行っている理由(n=545、 ※子どもがスポーツを行っている人ベース)
【親の意向】(複数回答、単位:%)
【子どもの意向】(複数回答、単位:%)
行っているスポーツごとの平均金額(上位 5 種)(n=545、 ※子どもがスポーツを行っている人ベース)(単位:%)
行っているスポーツ上位5種の
平均金額
水泳¥52,650
サッカー¥50,444
テニス¥46,047
バスケットボール¥31,778
野球¥63,543