夫婦の髪に関する意識調査

調査結果の概要

毛髪・美容・健康のウェルネス産業の株式会社アデランスでは全国の30～60代の既婚男女を対象に、夫婦の髪に関する意識調査を行いました。パートナーの髪に関して、結婚後変わったと思うか尋ねたところ、「変わったところはない」と答えた方が夫婦ともに高い割合を占める結果となりました。一方、約3割の妻が、夫の髪が「悪い方向に変わった」26.7％と感じており、夫の回答（10.2％）と比べると2倍以上の開きとなりました。パートナーの髪の結婚後の変化について、「悪い方向に変わった」と答えた妻に、夫の髪で最も変わった点を尋ねたところ、「髪の量が少なくなった」61.8％と答えた方が6割以上となり、半数以上の妻が夫の薄毛変化を感じていることがわかりました。一方、夫側の回答は「白髪が増えた」38.1％が約4割でトップとなり、2位が「髪の量が少なくなった」23.8％、3位が「髪が細くなった」14.3％と続きました。パートナーの今後の薄毛対策について、否定的な回答（「やってほしくない」「どちらかといえばやってほしくない」計）をした方が、夫（9.7％）より妻（16％）の方が多く、夫の方がパートナーの薄毛対策に肯定的であることがわかりました。パートナーが薄毛になった場合、どんな薄毛対策をしてほしいか尋ねたところ、夫婦ともに1位は「スカルプシャンプー」、2位は「育毛剤」という結果になりました。一方、夫は「ウィッグ」と回答した人が26.9％で3位となっており、妻の0.7％と比べると圧倒的に高い結果となりました。夫のほうが、パートナーの薄毛対策として「ウィッグ」を支持していることがわかります。パートナーが薄毛になった場合、増毛（※薄毛が気になる部分のご自身の髪に、毛材を結びつけるなどして増やす方法。自身の髪を活かしながら増やせるのが特徴で、主にサロンでの施術が必要となる）することに対してどう思うか尋ねたところ、肯定的な回答（「やってほしい」「どちらかといえばやってほしい」計）をした方は、妻（17％）より夫（23.3％）が多い結果となりました。さらに、否定的な回答（「やってほしくない」「どちらかといえばやってほしくない」計）をした方は、妻（38.8％）の方が夫（19.9％）より多く、夫の方が妻の増毛を支持する傾向にあることがわかりました。女性のみを対象に、ご自身についてどんな薄毛対策に興味があるか尋ねたところ、半数近い方が「スカルプシャンプー」46.6％に興味があると回答しました。また、どんな増毛商品があればやってみたいか尋ねたところ、6割の人が「見た目が自然」60.0％である商品と回答しました。次に「メンテナンスが不要」48.8％、「低価格」47.3％と続きました。「自身の髪と同じように扱える」40.5％と回答した人も多く、女性は増毛商品に、自髪と同じように扱え、お手入れに手間がかからず、自然なものを求めていることがわかりました。

調査結果