“防災対策”に関するアンケート

調査対象 DIMSDRIVEモニター 3,347名(男性2,054名、女性1,293名) 調査実施先 インターワイヤード株式会社
DIMSDRIVE事務局
調査方法 インターネット調査 調査期間 2018/07/04~2018/07/20

調査結果の概要

インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、“防災対策”についてアンケートを行い、災害時に心配なこと、備蓄している割合、災害時の安否確認の手段などについてまとめました。まず、最も身近で備えが必要だと思う災害について尋ねました。圧倒的に多かったのは「地震」76.7%。地震大国とも言われる日本においては断トツでした。次いで、「台風」11.9%、「豪雨・洪水」4.6%の順となりました。続いて、災害時に心配なことについて尋ねたところ、最も多かったのは「断水」60.8%で6割。次いで「断水」と僅差で「停電」58.1%でした。以下「食糧・飲料の不足」26.8%、「トイレが使えない」23.2%、「家屋の損傷・倒壊」18.8%と続きました。防災用品や生活必需品の備蓄以外で、何か防災対策をしていますかと尋ねました。その結果、「家具や本棚の転倒防止策」35.8%が最も多く、以下「ペットボトルなどの飲み物を常に携帯するようにしている」23.3%、「避難場所や避難ルートを確認している」22.3%の順となりました。自宅では防災対策として、防災用品や生活必需品を備蓄していますかと尋ねた回答結果を2016年に行った「防災対策に関するアンケート2016」と比較してみました。すると、全体で「備蓄している」割合は47.6ptと、わずかに2.6pt増加していますが、ほぼ同じでした。2016年調査以降も日本では地震や豪雨などの災害が起こっていますが、備蓄に関しての意識にはあまり変化が見られないという結果でした。自宅で防災対策として、防災用品や生活必需品を「備蓄している」と回答された方に、備蓄している防災用品・生活必需品を尋ねました。最も多かったのは「飲料水」87.9%、次いで「ランタン・懐中電灯・ローソク」67.8%、「トイレットペーパー、ティッシュペーパー」61.0%、「乾電池」55.0%、「非常時用の食品(非常食)」53.6%の順となり、第2問目の質問の特に心配なことでTOP4だった断水、停電、トイレ、食糧に対して、備えているということがわかります。家族や友人との安否確認の手段について尋ねたところ、「携帯電話の通話」72.9%が最も多く、7割の方が携帯電話で通話をする予定のようです。次いで、「メール」45.3%、「LINE」29.0%と続き、携帯やスマホで行うことが可能な手段が上位3項目となりました。以下「固定電話」23.4%、「災害伝言ダイヤル(171)」21.5%、「公衆電話」9.1%、「災害用伝言板(web171など)」8.1%と続きました。

調査結果

あなたにとって最も身近で備えが必要だと思う災害は何ですか(単一回答、n=3,347)(単位:%)
災害時に、あなたが特に心配なことは何ですか。(3つまで、n=3,347、5項目抜粋)(単位:%)
あなたは何か防災対策をしていますか(防災用品や生活必需品の備蓄以外で)(複数回答、n=3,347、5項目抜粋)(単位:%)
あなたのご自宅では防災対策として、防災用品や生活必需品を備蓄していますか。(単一回答、n=3,347)(単位:%)
あなたのご自宅で防災対策として備蓄している防災用品、生活必需品を教えてください。(複数回答、備蓄している方、全体、n=1,593、10項目抜粋)(単位:%)
あなたは、家族や友人などと安否確認をする場合に、どのような手段を使用しますか/使用する予定ですか。(複数回答、n=3,347、10項目抜粋)(単位:%)