葬儀マナーに関する意識調査

調査対象 全国の20歳以上70歳以下の男女 2,311名 調査実施先 株式会社メモリアルアートの大野屋
調査方法 インターネット調査 調査期間 2018/07/25~2018/07/31

調査結果の概要

仏事関連総合サービスの株式会社メモリアルアートの大野屋では、このたび全国の20歳以上70歳以下の男女を対象に葬儀マナーに関する意識調査を実施し、調査結果をまとめました。はじめに、葬儀マナーで知識に自信がないものについて尋ねたところ、上位には「お悔やみの挨拶」17%、「香典(金額、包み方、表書き、渡し方など)」16%、「焼香の仕方」12%が並びました。最も多かったのは「お悔やみの挨拶」で、頻繁に遭遇することのない“葬儀”の場面に直面し、[どのように声をかけていいのかわからない]と感じる方が多いことが伺えます。一方、「わからないマナーはない」と考える人も全体の19%を占めるなど、基本的なマナーについてしっかり身に着けている人も一定数いることがわかりました。次に、葬儀マナーについて調べる際、参考にする情報を聞いたところ、首位は「インターネット」37%となり、「身近な人に聞く」32%が2位でした。「その他」18%を除くと、「書籍」5%、「専門業者(葬儀会社など)に相談する」3%、「新聞」2%、「雑誌」2%、「マナー講座、セミナーなどに参加した際の資料」1%と続き、検索性の高い「インターネット」や、「身近な人に聞く」という、すぐに情報を入手できる手段が上位を占めました。喪服や黒ネクタイ、葬儀用の靴、バッグを持っていますか?と尋ねました。その結果、「全て揃って持っている」36%と答えた人が最も多く、「部分的に持っている」33%と合わせると全体の約7割の人が葬儀に参列する際の装いの準備があることがわかりました。「わからない」は21%、「全く持っていない」は10%となりました。また、数珠(じゅず)について同様に聞いたところ、全体の約半数の人が「持っている」53%と答えました。「持っていない」と答えた人は28%、「わからない」と答えた人は19%という結果になりました。袱紗(ふくさ)については、「自分のものを持っている」と答えた人が全体の29%で、「自分のものではないが家族で使うものがある」19%と合わせると、全体の48%の人が、自分用や家庭用に袱紗を準備していることがわかりました。「持っていない」と答えた人は30%、「分からない」と答えた人は22%となりました。最後に、香典袋は常備していますか?と尋ねました。その結果、「している」と答えた人は全体の35%、「していない」と答えた人は全体の43%、「分からない」と答えた人は全体の22%となりました。香典袋は他の葬儀準備アイテムよりも、取り扱っている店舗が多いためか、数珠や袱紗に比べて予め準備している人の割合が低い結果となりました。

調査結果

葬儀マナーで知識に自信がないものは何ですか?(n=2,311、複数回答可、5項目抜粋)(単位:%)
葬儀マナーについて調べる際、何の情報を参考にしますか?(n=2,311、複数回答可)(単位:%)
喪服や黒ネクタイ、葬儀用の靴、バッグを持っていますか?(n=2,311)(単位:%)
数珠(じゅず)を持っていますか?(n=2,311)(単位:%)
袱紗(ふくさ)を持っていますか?(n=2,311)(単位:%)
香典袋は常備していますか?(n=2,311)(単位:%)