女子高生の“国際意識”に関する意識調査

調査対象 全国の15歳~18歳の女子高生 112人(有効回答数) 調査実施先 フリュー株式会社
『GIRLS'TREND(ガールズトレンド) 研究所』
調査方法 インターネットアンケート 調査期間 2018/07/28~2018/07/29

調査結果の概要

フリュー株式会社が運営する女子高生・女子大生の動向調査・研究機関『GIRLS'TREND(ガールズトレンド) 研究所』は、女子高生の“国際意識”に関する意識調査を実施しました。国際化が進む昨今、学校教育において英語をはじめとした外国語の習得が重要視され、インターネットやスマートフォンの普及により世界規模の交流が活発に行われています。また、在留外国人が増加傾向にあり、今後外国語でコミュニケーションを図る機会はさらに増えることが想定されます。一方で、若い世代の国際意識の低さを問題視する声もあがっているのが実情です。そこで今回は、女子高生の国際意識の実態を調査し、その結果をお知らせします。はじめに、英語が得意だと思いますか?と尋ねました。「得意」と回答した人は、回答者全体の4.5%となり、英語に対して自信のある人は少数派でした。「どちらかと言えば得意」39.3%を合わせると『得意』と回答した人は43.8%、一方、「苦手」と回答した人は、回答者全体の23.2%となり、「どちらかと言えば苦手」33.0%を合わせると『苦手』と回答した人は56.2%でした。 続いて、今よりもっと英語を話せるようになりたいと思いますか?と尋ねたところ、『思う』と回答した人は全体の9割(「非常に思う」55.4%+「思う」35.7%)を超え、英語が「苦手」「どちらかと言えば苦手」と回答した、英語に対して苦手意識のある人でも88.9%が『思う(「非常に思う」39.7%+「思う」49.2%)』と回答しており、たとえ今は苦手と感じていても、女子高生は英語習得に憧れを持っていることが分かりました。外国・外国語に関してここ1か月間でしたことを選んでもらいました。その結果、外国語に触れる機会で最も多かったのは「歌詞が外国語の曲(音楽)を聴く」67.9%でした。次いで 「外国語の映画(字幕版)を観る」43.8%、「SNS(Twitter,Instagram)で外国語の投稿を読む」40.2%の順となりました。また、今後してみたい“海外交流”についても尋ねてみました。すると、女子高生の約9割が、“海外交流すること”に関心があることが分かりました。その内容として、「外国人の友達を持つ」55.4%、「外国語で外国人とコミュニケーションをとる」52.7%、「留学する(3か月以内)」33.0%が上位に挙げられており、英語に苦手意識がある人でも順位は同様となりました。

調査結果

あなたは、英語が得意だと思いますか?(単一回答、n=112)(単位:%)
あなたは、今よりもっと英語を話せるようになりたいと思いますか?(単一回答) (単位:%)
外国・外国語に関してここ1か月間であなたがしたことを全て選んで下さい。(複数回答、n=112、5項目抜粋) (単位:%)
今後してみたい“海外交流”を全て教えて下さい。(複数回答)
【全体】(n=112)(単位:%)