お子さまの食生活に関する意識調査

調査対象 全国の3歳~中学生3年生の子どもを持つ女性(25 歳~59 歳)(子どもと一緒に回答できる方) 800人 調査実施先 株式会社バンダイ
調査方法 インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング) 調査期間 2018/06/15~2018/06/17

調査結果の概要

株式会社バンダイは、3歳から中学3年生の子どもを持つ女性を対象に、「お子さまの“食生活”に関する意識調査」を実施しました。始めに、子どもたちの“食生活”事情を探るため、普段、誰と食事をすることが多いかについて尋ねたところ、「家族全員が揃って食べる」家庭は、<平日の夜>は32.8%、<休日の夜>は<平日の夜>の2倍以上の73.3%という結果になりました。その他の時間帯においても、<平日>に比べて<休日>は「家族全員」で過ごす割合が高くなっており、忙しい平日には家族全員で食卓を囲むことが難しい分、休日は家族だんらんの時間を過ごしている様子が読み取れます。また、<平日の朝>は「一人で食べる」割合が13.6%と、その他の時間帯と比較すると高い数字となりました。お子さまの普段の食事について、意識していることについて親に聞いたところ、1位は「食事中のマナーについて指導する」35.1%となりました。上位の回答をみてみると、3位に「毎日決まった時間に食事を取るように意識している」27.9%など、生活リズムを崩さぬよう、食事のタイミングに配慮している親心が読み取れます。また、5位に「食事中にテレビを見せないようにしている」18.8%がランクインするなど、食事に集中できる環境作りを意識している様子もうかがえました。当社が2017年6月に実施した「小学生の夏休みに関する意識調査」で、親に「夏休みについて気にかかること」を尋ねたところ、2位に「毎日のお昼ご飯の用意が大変」がランクインしていたことから、子どもの夏休み期間中の昼食の準備方法について聞きました。その結果、67.6%の家庭が「自分の分と合わせて用意する」ことがわかりました。また、2位は「お弁当を用意する」14.0%、5位は「昼食の時間だけ家に戻り、子どもの昼食を用意する」2.1%となり、共働きの家庭が増えている中、それぞれのライフスタイルに合わせて昼食を家庭で用意していることがわかりました。8月31日の『野菜の日』に向けて、子どもの好きな野菜・嫌いな野菜を尋ねたところ、好きな野菜1位は「トマト(ミニトマト含む)」20.8%となりました。次いで2位に「きゅうり」11.5%、3位「ブロッコリー」8.3%という結果でした。簡単な調理だけで手軽に食べやすく、お弁当などでもよく目にする野菜が上位に挙がっており、子どもにとって身近な野菜が人気であることがうかがえます。嫌いな野菜1位は「ピーマン(パプリカ含む)」18.9%となりました。次いで、2位は好きな野菜で1位となった「トマト(ミニトマト含む)」10.4%、3位は「なす」8.1%という結果になりました。嫌いな野菜TOP10を見てみると、「ピーマン(パプリカ含む)」をはじめ、「ゴーヤ」や「セロリ」など、独特の苦味のある野菜を苦手に感じる子どもが多いことが読み取れる一方で、好きな野菜のTOP10にランクインした野菜のうちの6種が、嫌いな野菜のTOP10にもランクインしており、食べる頻度の高い野菜ほど、好き嫌いを意識しやすいことが推測できます。また、食事について子どもが嫌なこと・困っていることを聞いてみると、2位に「苦手な食べ物が多いこと」29.1%がランクインしており、子どもたちが苦手な食べ物を食べることに苦戦している様子もうかがえました。

調査結果

子どもの普段の食事状況(単一回答、n=800)(単位:%)
親が子どもの食事で意識していること(複数回答、n=800、5項目抜粋)(単位:%)
子どもの夏休み期間中の昼食の準備方法(単数回答、n=791、※お子さまの食事に関わっている人ベース)(単位:%)
好きな野菜 TOP10(自由回答、n=800)(単位:%)
嫌いな野菜 TOP10(自由回答、n=800)(単位:%)
食事について、子どもが“嫌なこと・困っていること”(複数回答、n=800)(単位:%)