2018年版 小学6年生の「将来就きたい職業」、親の「就かせたい職業」 |
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調査結果の概要
株式会社クラレは、今春小学校を卒業した子どもとその親を対象に、「将来就きたい職業」と「就かせたい職業」のアンケート調査を実施しました。その結果、男の子が就きたい職業の1位は、昨年に続き「スポーツ選手」22.0%、女の子の1位は「医師」8.0%となりました。男の子1位の「スポーツ選手」は、昨年から3.6ポイント上昇して22.0%となりました。昨年6位だった「エンジニア」5.8%が2位に順位を上げました。3位は「教員」5.0%でした。最近は、大変さがクローズアップされがちですが、子どもたちの目にはやりがいのある魅力的な仕事に映っているようです。女の子が就きたい職業1位の「医師」は年々比率が増加し、今年はついにトップに立ちました。「医師」「看護師」「医療関係」を合わせると18.5%で、医療職への関心が高いことがわかります。過去に1位になったこともある「教員」「保育士」同6.1%は変わらず人気ですが、医療職に1位、2位をゆずりました。男の子の親が将来就かせたい職業の1位は「公務員」18.6%、女の子の親の1位は「看護師」15.1%となりました。10位までを見てみると7つの職業(「公務員」「会社員」「研究者」「教員」「医師」「医療関係」「薬剤師」)が共通しています。男の子の親は、2位は子どもと同じ「エンジニア」9.7%になりました。3位は「会社員」8.8%が入りました。女の子の親は、1位「看護師」、3位「医師」7.8%、4位「医療関係」7.2%、5位「薬剤師」5.7%と、上位を医療職が占めています。専門知識や特殊なスキルを持った職業に就いてほしいとの思いがうかがえます。