2018年度 新入社員の会社生活調査(1)

調査対象 産能マネジメントスクール主催の新入社員セミナー参加者のうち 109社445人(男性323人、女性122人) 調査実施先 学校法人産業能率大学
調査方法 書面アンケートによる回答肢選択方式 調査期間 2018/03/29~2018/04/11

調査結果の概要

学校法人産業能率大学は、同大学の産能マネジメントスクールが開催する【新入社員セミナー】に参加した109社445人の新入社員を対象に、(新入社員の)働く意欲や新社会人としての意識、将来の目標などに関するアンケートを実施しました。始めに、就職活動を振り返ってどのように感じたか尋ねたところ、「かなり大変だった」は26.5%、「思ったより大変だった」は42.0%で、あわせて68.5%が『大変だった』と回答しました。 一方、“就職活動の満足度”については、「たいへん満足」が49.3%、「やや満足」が45.5%であわせて94.8%が『満足している』と回答しました。就職先を選ぶ際に重視した点について尋ねました。すると、「業種」58.3%が最も高く、以下「職務内容」51.1%、「福利厚生」47.3%、「給与水準」38.7%と続きました。また、“働く”上で重要だと思うことでは、「仕事を通じて自分自身が成長すること」61.5% が最も多く、「長期間、安心して働けること」54.1%、「仕事内容に見合う報酬が得られること」44.1%、「他のメンバーと協力して働くこと」30.2%の順となりました。では、働き始めるにあたり、不安に思っていることはどんなことでしょうか?尋ねました。すると、「上司・先輩とうまくやっていけるか」と「自分の能力で仕事をやっていけるか」同66.6%がともに最も多く、続いて「プライベートの時間を確保できるか」35.7%が挙げられました。将来の進路としてどのような方向を望むか尋ねたところ、「管理職」が46.8%、「担当業務のエキスパート」は45.0%で拮抗しています。 男女別に見ると、男性は「管理職になる」52.2%が最も多く、女性では「担当業務のエキス パートとなる」59.0%が最も多くなっています。今年度の新入社員は転職についてどのようなイメージを抱いているのでしょうか?「キャリアアップ」と「挫折」の二択で回答して もらったところ、「キャリアアップ」が64.2%、「挫折」が35.8%となりました。特に女性は75.4% が「キャリアアップ」と答え、転職を前向きに捉えているようです。((2)に続く)

調査結果

就職活動を振り返って、どのように感じましたか?(全体、n=445)(単位:%)
就職活動の結果に満足していますか?(全体、n=444)(単位:%)
就職先を選ぶ際に重視した点はなんですか?(5つまで選択、全体、n=444、5項目抜粋)(単位:%)
あなたは“働く”上で、どのようなことが自分にとって重要だと感じますか?(3つまで選択、全体、n=444、5項目抜粋)(単位:%)
働き始めるにあたって、不安に思っている事は何ですか?(3つまで選択、全体、n=443、5項目抜粋)(単位:%)
将来の進路としてどのような方向を望みますか?(全体、n=442)(単位:%)
転職から受けるイメージとしてより強く感じるのはどちらですか?(全体、n=444)(単位:%)