女性の体臭に関する調査

調査対象 首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に居住する30~49歳の有職者の女性 1,101名 調査実施先 株式会社オールアバウト/ロート製薬株式会社
調査方法 インターネットリサーチ 調査期間 2018/01/24~2018/01/30

調査結果の概要

総合情報サイト【All About】を運営する株式会社オールアバウトとロート製薬株式会社は、30代~40代の女性を対象に「女性の体臭に関する調査」を実施しました。はじめに、30代~40代の女性1,101人に自分の体臭で悩んでいることを尋ねたところ、約8割の女性が何かしらの体臭の悩みを抱えていることがわかりました。主な悩みとして挙げられたのは「汗のニオイ」51.4%、「ワキのニオイ」40.6%、「デリケートゾーンのニオイ」36.4%、「足のニオイ」35.7%でした。また、実施している体臭対策について、約7割の女性が「対策している」と回答しており、主に実施している体臭対策は「汗のニオイ」41.6%が最も多く、次いで「ワキのニオイ」37.4%、「足のニオイ」22.1%、「頭皮のニオイ」19.5%となりました。ニオイ対策を実施している女性に、体臭対策を実施した理由を尋ねました。その結果、最も多かったのは「自分の体臭に気づいたから」64.1%で、次いで「日頃のケアとして行っている」41.0%、「周囲の女性のニオイが気になったから」22.3%でした。自分で体臭に気づいた事をきっかけに体臭ケアをはじめた女性に、自分の体臭に気づいた理由を尋ねたところ、「日中に汗をかいた時」52.1%が最も多く、次いで「洗う前の洗濯物が臭った」41.5%、「パジャマ・枕など寝具が臭った」33.9%、「コート・上着などを脱いだ時に臭った」30.0%となり、汗のニオイと、日常的に着用する衣類に残ったニオイで自覚することが多いことがわかりました。体臭対策を実施した理由の3位にランクインした“周囲の女性のニオイ”について尋ねました。その結果、約8割の女性が『他人(女性)の不快なニオイが気になった事がある(「ある」57%+「どちらかというとある」22% 計)』と回答しました。不快だった臭いの種類としては「香水のニオイ」49.1%と「汗のニオイ」48.6%が多く、次いで「ワキのニオイ」39.9%、「化粧品のニオイ」32.3%となり、多くの女性が対策している「汗」「ワキ」のニオイの他に、「香水」「化粧品」のニオイも不快臭として捉えられていることがわかりました。(また、「他人(女性)に不快なニオイを指摘したことがある」と回答した女性は14%に留まり、女性同士であっても本人への指摘は難しいことがわかります。家族やパートナーから指摘された事をきっかけに体臭に気づいた女性も14%と少ない事から、他人からの指摘で体臭に気づく事は少ないと考えられます)

調査結果

自分の体臭で悩んでいる事(n=1,033)(単位:%)
実施している体臭対策(n=1,033)(単位:%)
体臭対策を実施した理由(n=691、※ニオイ対策を実施している女性)(単位:%)
自分の体臭に気づいた理由(n=443、※自分で体臭に気づいた女性)(単位:%)
他人(女性)の不快な臭いが気になった経験(n=1,033)(単位:%)
不快だった臭いの種類(n=813、※他人(女性)の不快な臭いが気になった事がある女性)(単位:%)