終活に関する調査 |
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調査結果の概要
楽天リサーチ株式会社は、「終活に関する調査」をインターネットで実施しました。はじめに、“終活”という言葉を知っているかを聞いたところ、「知っている」78.7%と「聞いたことはあるが、よく知らない」17.9%と回答した人の合計が96.6%となり、多くの人が“終活”という言葉を聞いたことがあることが分かりました。また、“終活”の意向について尋ねたところ、「分からない」43.5%と「はい」39.1%がほぼ同等の結果となりました。“終活”をする意向のある人に、すでに“終活”を実施しているかを聞いたところ、「予定はないが、時期が来たら始めたい」76.5%が最も高く、「近いうちに始める予定」10.2%、「実施している」7.9%、「実施する予定はない」5.4%となり、9割以上の人が“終活”に対して何らかのアクションを起こしている、または起こしたいと考えていることが分かりました。“終活”を「実施している」「近いうちに始める予定」「予定はないが、時期が来たら始めたい」と回答した人に、“終活”をする理由を尋ねたところ、「家族に迷惑をかけたくないから」が71.4%と最も高く、「病気や怪我、介護生活で寝たきりになった場合に備えるため」48.6%、「葬儀などの希望を家族に伝えるため」38.9%が続きました。また、“終活”においてどのようなことを準備しておきたいかを聞いたところ、「財産整理」が58.1%と最も高く、「家の中の荷物整理」51.6%、「エンディングノート・遺書の作成(法的効力はないが、意思を伝えられるものの作成)」48.6%が続きました。“終活”について不安に感じることはないのでしょうか。尋ねました。「特に不安はない」と回答した人が35.4%と最も高く、「何から手をつけたら良いかわからない」31.4%、「自分の死後に希望通り物事が進むか不安」22.4%、「いつから始めるべきかわからない」19.5%が続きました。最後に、“終活”を「実施している」と回答した人に、“終活”を通じて人生でやり残したと感じるものがあるかを聞いたところ、「趣味」が最も高く、35.5%という結果となり、続いて「子ども・孫の誕生や成長を見届ける」22.6%、「仕事」16.1%と続きました。「やり残したことはない」と回答した人も25.8%と高い数値でした。