有職ミレニアル世代女性の情報収集に関する意識調査

調査対象 1都3県に居住する「Fastask」モニター会員のうち、有職の25~29歳未婚女性 500名 調査実施先 情報メディア「BWRITE(ブライト)」(https://bwrite.biz/)
運営:株式会社ADDIX
調査方法 WEBアンケート方式 調査期間 2018/02/09~2018/02/21

調査結果の概要

デジタルの発展とともに成長し、2000年代以降に成人したミレニアル世代は、これまでの世代とは意識や行動が大きく異なっていると言われます。ビジネスデザインカンパニーの株式会社ADDIXが運営する、ビジネス&マーケティングの情報メディア「BWRITE(ブライト)」では、日本のミレニアル世代のうち、その中心層である25~29歳の働く未婚女性を対象に、「有職ミレニアル世代女性の情報収集に関する意識調査」(https://bwrite.biz/archives/16658)を実施。信頼する情報源や情報収集の方法に迫りました。ミレニアル世代の中心層である20代後半の女性たちは、商品やサービスについての情報を普段どこから得ているのでしょうか。<ファッション><コスメ><フード・グルメ><旅行・おでかけ>の4つのカテゴリーについて調査を行いました。その結果、ファッションとコスメ、フード・グルメと旅行・おでかけには、それぞれ共通の傾向があることがわかりました。まず、ファッションとコスメについて見ていきます。ファッション、コスメでは、普段は「店頭」「雑誌」から情報を得ている人が多いようです。SNSでは「Instagram」がファッションで4位、コスメで5位と、多くの人の情報源となっています。異なる点としては「テレビ」が、ファッションでは3位ですが、コスメでは6位と順位を下げていることが挙げられます。またコスメでは、「口コミサイト」が3位となっており、情報源として広く利用されているようです。次に、フード・グルメ情報と旅行・おでかけ情報について見てみましょう。フード・グルメ、旅行・おでかけについては、どちらも普段は「テレビ」から情報を得ている人がもっとも多いという点が共通しています。また「友人や家族」からの情報も上位です。異なる点としては、フード・グルメ情報では、「友人や家族」、食べログなどの「口コミサイト」が上位となっており、実際に食べた人の感想が非常に重要視されています。一方、旅行・おでかけ情報では2位が「ネット検索(Google検索・Yahoo!検索)」となっており、普段から行きたい場所などを検索して情報を得ている人も少なくありません。また4位に「雑誌」、5位に「書籍・本」が入っており、他のカテゴリーに比べ、紙媒体からの情報収集が多い傾向が見られます。近年は雑誌離れが進んでいると言われていますが、今回の調査では、ファッション、コスメ、旅行など複数のカテゴリーで「雑誌」は情報源の上位に入っています。実のところ、ミレニアル世代の20代後半の女性はどの程度雑誌を読んでいるのでしょうか。購入の有無に関わらず、雑誌をどのくらい読むのかを答えてもらいました。すると、過半数の54.0%が『2~3カ月に1冊以上』読んでいると答えました。『1ヶ月に1冊以上』読んでいる人は全体の35.6%であり、「1ヶ月に3冊以上」読む人も11.4%いるようです。一方、「全く読まない」人も25.6%と、読む人と読まない人とに大きく分かれているようです。読む方法では、「紙の雑誌を自分で購入して読む」パターンがもっとも多く、雑誌を読む人のうち60.3%を占めました。次いで、「紙の雑誌を美容院や飲食店などで読む」44.3%、「紙の雑誌を書店やコンビニで読む」23.7%となっています。一方、「電子書籍の雑誌を定額読み放題サービスで読む」人は購入者の9.3%、「電子書籍の雑誌を購入する」人は3.7%でした。今回の結果を見る限り、20代後半女性では電子書籍で雑誌を読む人は少数派のようです。

調査結果

あなたは、以下のジャンルについての情報を、普段はどこで得ていますか?よく利用するものを全てお選びください。(複数回答、n=500、10項目抜粋)
<ファッション>(単位:%)
<コスメ>(単位:%)
<フード・グルメ>(単位:%)
あなたは、以下のジャンルについての情報を、普段はどこで得ていますか?よく利用するものを全てお選びください。(複数回答、n=500、10項目抜粋)
<旅行・おでかけ>(単位:%)
あなたは“雑誌”をどのくらい読んでいますか?購入せずに読んでいるものも含めて、紙の雑誌と電子書籍とを両方合わせた冊数でお答えください。(単一回答、n=500)(単位:%)
雑誌はどのようにして読まれていますか?読まれている方法を全てお答えください。(複数回答、n=372)(単位:%)