小中学生のお年玉に関する意識調査

調査対象 全国の今年お年玉をもらった小学生1年生~中学生3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方) 900人 調査実施先 株式会社バンダイ
調査方法 インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング) 調査期間 2018/01/05~2018/01/08

調査結果の概要

株式会社バンダイは、今年の小中学生のお年玉事情を探るため、「小中学生のお年玉に関する意識調査」を実施しました。はじめに、今年のお正月にお年玉をもらったかについて尋ねたところ、小中学生の97.5%が「お年玉をもらっている」と回答しました。もらったお年玉の平均金額は『24,424円』となりました。学年別にみると、小学生の平均金額は『21,382円』、中学生の平均金額は『30,507円』という結果になりました。平均としては、小学生の間は2年ごとに約2,000円ずつもらう金額があがり(小学1~2年生『19,581円』、小学3~4年生『21,025円』、小学5~6年生『23,539円』)、中学生になると金額が大幅にあがることが読み取れます。また、もらった封数について聞いたところ、小中学生ともに平均『5.0封』となりました。さらに、お年玉をもらった相手では、小中学生ともに約9割が「祖父母」91.3%からと回答。次いで「おじ・おば」67.3%、「父母」64.4%からもらったという結果となりました。小中学生にお年玉の使い道を聞いたところ、小中学生総合1位は「貯金」37.7%となりました。2位は「ゲーム機・ゲームソフト」27.7%という結果になり、近年の国内家庭用ゲーム(ソフト・ハード)の盛り上がりが影響していることが予想されます。また、3位には「おもちゃ・カードゲーム(ゲーム機・ゲームソフト除く)」21.8%がランクインしました。小中学生別にみると、小中学生ともに「貯金」(小学生 39.9%、中学生 33.7%)が1位という結果になりました。それ以降のランキングを比較してみると、小学生は2位に「ゲーム機・ゲームソフト」30.4%、次いで3位に「おもちゃ、カードゲーム(ゲーム機・ゲームソフト除く)」29.5%がランクインしており、“遊んで楽しむ”商品に使う傾向がある一方で、中学生になると2位「文房具・雑貨」31.8%や3位「衣類・衣類雑貨」23.5%がランクインし、身の回りの品物に使う傾向にあることがうかがえます。男女別にみると、男子は「ゲーム機・ゲームソフト」37.5%や、「おもちゃ、カードゲーム(ゲーム機、ゲームソフト除く)」27.3%がランクインしている一方で、女子は「文房具、雑貨」35.7%や「書籍(マンガ以外)」21.5%が上位にあげられており、男女でお年玉の使い道に違いがみられました。お正月に楽しかった・嬉しかったことを尋ねたところ、総合1位は「お年玉をもらった」56.9%となりました。理由としては、[好きなものを買えるから][お小遣いが増えて嬉しい]などの声があげられました。2位は「祖父母の家に遊びに行った」39.6%、3位は「初詣へ行った」22.7%となりました。男女別にみると、男子では「テレビゲームで遊んだ」19.6%、女子では「年賀状のやりとりをした」12.4%の回答が高く表れており、お正月のイベントにおいても、男女で楽しかった・嬉しかったと感じることに違いがみられました。今年ランクインした内容の選択理由には、[みんなが集まるから][家族・友達と遊べるから]など、“家族・親族”“友達”といったワードが多くあがっており、子どもにとって、“家族・親族で集まり、楽しく過ごす”ことが、お正月の楽しかったこと・嬉しかったこととなる傾向にあるようです。

調査結果

お年玉の使い道(複数回答、n=726、※お年玉の使い道が決まっている人ベース、5項目抜粋)
【総合】(単位:%)
【小学生TOP5】(単位:%)
【中学生TOP5】(単位:%)
お年玉の使い道(複数回答、n=726、※お年玉の使い道が決まっている人ベース)
【男子TOP5(小中学生)】(単位:%)
【女子TOP5(小中学生)】(単位:%)
お正月に楽しかった・嬉しかったこと(複数回答、n=900、5項目抜粋)(単位:%)