バレンタインデイ&マイチョコについてのアンケート

調査対象 全国の20代~60代の女性 683名 調査実施先 株式会社フェリシモ
『フェリシモ モノコトづくりラボ』 調べ
調査方法 インターネット調査(FELISSIMO会員) 調査期間 2017/02/23~2017/03/05

調査結果の概要

株式会社フェリシモが運営する『フェリシモ モノコトづくりラボ』では、2017年のバレンタイン後にインターネットによるアンケート調査を実施しました。バレンタインが"女性から男性にチョコを贈って愛を告白する日"というのは昔の話。近年はもっぱら主流とされているのが「ファミチョコ」ですが、さて、その実態は? 身近な人にチョコを贈る女性たちの本音が垣間見える結果となりました。まず、2017年のバレンタインデイに自分以外にチョコレートを贈ったかどうか尋ねたところ、「贈っていない(自分用のみ)」と答えた<マイチョコ派>が19%、「配偶者・親兄弟・子ども」と回答した<ファミチョコ派>が事前予想通り最多の主流派となりました。「片思いの相手」に贈るという古式ゆかしいスタイルを踏襲した人はわずかに1%。「会社の同僚・上司・部下など」の<義理チョコ派>(21%)を<マイチョコ派>が上回る日もそう遠くはなさそうです。話題の<友チョコ>も、贈った人は4分の1以下にとどまり、若い層では市民権を得ているのかも知れませんが、ミドル層や既婚女性では、それほど根付いていないのかも知れません。あなたにとって“バレンタインデイ”とは何ですか?という質問を投げかけてみたところ、ここで本音がチラリ。1位は配偶者やパートナーまたは日頃お世話になっている人に「感謝を伝える日」という回答が最多。これは昨今のバレンタインデイの存在意義を最もよく表していると思います。注目は2位、3位で「感謝」以外で数値が増える項目です。それは「おいしいチョコレートをみんなで楽しむ日」という回答で、「おいしいチョコレートを自分が楽しむ日」という回答よりも約2倍多くなります。バレンタインは、自分と誰かが一緒にチョコを楽しむためにあると思っている人がかなりの数に登ることが分かります。次に、[バレンタインデイについてのあなたの考えをお答えください]という質問に対し、5段階で回答してもらいました。その結果、最も共感する人が多かった項目は、<自分がおいしいチョコを楽しみたい>と<ギフトと見せかけて自分も一緒にチョコを楽しみたい>で、それぞれ「とても当てはまる」「当てはまる」を合わせて70%~74%の人がそう思っているという結果が出ました。自分用のチョコを購入する動機について尋ねてみました。「自分が食べたいので」という回答は当然1位として、注目は、2位の「この時期にしか手に入らないチョコレートが買えるから」という回答。確かに、この時期百貨店のイベントも目白押しですし、この時期だけ来日して出店する海外ショコラティエも多く、ついつい行ってみたくなりますよね。“今しか買えない!”という限定感もチョコ好きの購買意欲に火を付けるのかも知れません。最後に、マイ・チョコに出してもいい上限金額を教えてくださいという質問に対しては、『1,000円未満』が最多でしたが、「2,500~3,000円未満」10%、あるいは「4,000~5,000円未満」8%などでも数値が上がっている傾向が見えます。前の質問で、チョコは「自分へのごほうび」と答えた人も多いことから、ごほうびならそこそこ金額が張ってもOKと考えている人も少なからずいるようです。高級チョコ市場はまだまだこれからも伸びそうですね。

調査結果

今年のバレンタインデイに自分以外にチョコレートを贈りましたか?(複数回答可、n=683)(単位:%)
あなたにとって“バレンタインデイ”は、どんな意味を持ちますか?第3位まで選んでください。(複数回答可粋)(単位:人)
<バレンタインデイは自分がおいしいチョコを楽しみたい>(単位:%)
<ギフトと見せかけて自分も一緒にチョコを楽しみたい>(単位:%)
自分用のチョコを購入する動機で最もあてはまるものを、3つまで選んでください。(複数回答可、n=647、5項目抜粋)(単位:人)
マイ・チョコに出してもいい上限金額(n=631)(単位:%)