2018年お正月調査 |
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調査結果の概要
アクトインディ株式会社が企画運営する、国内最大級の子供とおでかけ情報サイト【いこーよ】は、2018年のお正月を前に、子供を持つ全国の保護者を対象に、お正月に関するアンケート調査を実施しました。まず、はじめに2018年のお正月に、自分の子供に1人あたりいくらのお年玉をあげる予定ですか?と質問しました。すると、子供が小学校低学年以下の保護者では『3,000円以上』あげるという回答が約2割程度であるのに対し、中学年は4割を上回り、高学年になると6割を上回る結果となりました。やはり、学年があがるにつれ、お年玉の金額が高くなる傾向があるようです。その一方で、「0円」つまり、我が子にはお年玉をあげないと回答した保護者は、子供が3歳未満だと約3割、3歳以上でも約2割と一定の割合で存在しています。“子供が小さいうちはお年玉はあげない”“お年玉はお金ではなく物であげる”など、家庭によっていろいろな考えがあるのだろうと推測されます。続いて、お年玉の使い道について質問したところ、保護者の約7割(74%)が「貯金」を希望しているのに対し、子供が「貯金」を希望する割合は2割(18%)に満たず、両者に大きな意識の違いが見られました。その他、保護者が希望する割合が高く、子供はあまり希望していない使い道は、「書籍(マンガ以外)」(保護者:31%、子供:10%)、「勉強道具(学習教材や文房具含む)」(同24%、同6%)など学習的な用途でした。反対に、子供の希望割合が高く、保護者の希望割合が低い使い道は、「おもちゃ」(子供:55%、保護者:32%)、「ゲーム」(同:42%、同:15%)、「お菓子」(同:28%、同:14%)など遊び的な用途で、ここでも保護者と子供の意識の違いが浮き彫りになっているのが興味を惹かれます。お正月をどう過ごしたいかについて、保護者と子供それぞれに質問しました。その結果、保護者と子供の差が一番大きかったのは、「初詣に行く、初日の出を見に行く」(保護者:47%、子供:19%)で、約30ポイントと大きな差がありました。子供は保護者が行きたいと思うほど、初詣や初日の出に行きたくはないようです。その他、「親族の家に行く(親族を家に招く)」(同50%、同30%)、「買い物に行く(福袋、初売り)、外食に行く」(同34%、同22%)も親が希望する割に子供はそれほど行きたいとは思っていないことがわかりました。反対に、保護者の意向とは裏腹に子供がお正月にやりたいと思っていることは「ゲーム(テレビゲーム、スマホゲームなど)をする」(子供:24%、保護者:5%)でした。保護者と子供と両方に希望が高いのは、「国内旅行(温泉、スキーなど)をする」(保護者:24%、子供:29%)、「お正月らしい遊びをする(羽つき、かるた、餅つきなど)」(保護者:19%、子供:18%)です。両者の希望が一致しているということに加え、子供とのコミュニケーションを深めるのにも、旅行やお正月の遊びなどはいい機会なのではないでしょうか。