中高年の恋愛・結婚に関する意識調査

調査対象 全国の50歳から69歳の未婚(離別・死別を含む現在未婚状態にある)男女 867人(男性431名、女性436名) 調査実施先 株式会社オーネット
調査方法 インターネットを利用したクローズ調査 調査期間 2017/09/25~2017/09/28

調査結果の概要

楽天グループの結婚相手紹介サービス会社の株式会社オーネットは、中高年向けパートナー探し「スーペリア」事業に関連して、中高年世代の独身男女50代以上の恋愛・結婚に関する意識調査を行いました。まず、婚姻暦について尋ねたところ、「未婚(生涯未婚)」と回答した人は全体で59%、男性が66%、女性が53%という結果になりました。続いて、現在パートナーがほしいですか?という質問に対しては、「パートナーはいないが、ほしいと思っている」と答えたのが全体で31%で、「パートナーがいる」と答えた15%とあわせると46%がパートナーを望んでいる結果になりました。男性の「パートナーがいる」13.7%と「パートナーはいないが、ほしいと思っている」42.0%という回答をあわせると55.7%がパートナーを望んでいる結果となり、女性の「パートナーがいる」17.7%と「パートナーはいないが、ほしいと思っている」19.7%という回答をあわせた37.4%を大きく上回る結果になりました。なぜパートナーがほしいのでしょうか?理由を尋ねたところ、一番多かったのは「残りの人生を一緒に過ごす伴侶がほしい」で40%、次いで「趣味などを一緒に楽しむ相手がほしい」が27%となり、あわせて67%という結果になりました。ここで注目したいのが、全体で1位、2位となった回答において男女別回答に大きな格差があるという興味深い結果になりました。1位の「残りの人生を一緒に過ごす伴呂がほしい」という理由は、男性が46.4%だったのに対し、女性は26.7%と約20ポイントの開きがあり、2位の「趣味などを一緒に楽しむ相手がほしい」については、逆に、女性が41.9%であるのに対して男性が19.3%と、これも約20ポイント近い開きが見られました。これは、次の設問のパートナーと希望する関係の回答結果とあわせて見てみるとよく分かりますが、男性がパートナーに求めるものが、“入籍や同居を伴うパートナー関係”という意思が女性よりも明らかに強く、一方で、女性はパートナーがほしいけれども“入籍や同居では無い関係”を望むいう傾向が強いという結果が今回の調査から分かりました。パートナーと希望する関係は、男性と女性で差異はありますが、全体としては「法的な結婚」、「事実婚」、「通い婚」、「恋人」という結果になりました。やはり男性が「法的な結婚」を44.2%望む一方で女性は19.8%という結果になりました。「恋人」関係については女性の26.7%が望むと答えたのに対して男性は11.6%という結果で、先ほどの「法的な結婚」と逆の傾向が調査結果にあらわれています。パートナー探しの具体的な行動をしていますか?という質問に対しては、具体的な行動を行っているのは15%と、7人に一人程度となりますが、男性が18.8%、女性が8.1%という結果で、男性の方が女性よりも行動している割合が高い結果になりました。「パートナーがほしい」と答えた人の中で、「何も活動をしていない」と回答した人にその理由を尋ねたところ、「探すのがめんどうくさい」、「具体的にどうしたらいいかわからない」、「金銭的な理由」などが上位に挙げられました。男性の4人に1人は「金銭的な理由」26.5%という回答があった他、「異性とのコミニュケーションが苦手」6.8%といった回答もあり、様々な個別の事情やコミニュケーションスキルという内面的な事情も活動をしていない理由にふくまれている事が分かりました。

調査結果

あなたの婚姻暦は?(単位:%)
現在パートナーがほしいですか?(単位:%)
パートナーがほしい理由は?(単位:%)
パートナーと希望する関係は?(単位:%)
パートナー探しの具体的な行動をしていますか?(単位:%)
活動していない理由は何ですか?(5項目抜粋)(単位:%)