2017年“いい育児の日”調査 |
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調査結果の概要
アクトインディ株式会社が企画運営する、国内最大級の子供とおでかけ情報サイト『いこーよ』は、11月19日の“いい育児の日”を前に、全国の子供の親を対象に、いい育児に関するアンケート調査を実施しました。11月19日を“いい育児の日”と今年の5月に長野県が提案し、12県が賛同し制定されました。まずはじめに、この“いい育児の日”を知っていますか?と質問したところ、全体の84%が「知らない」と回答しました。自治体が主導で育児を盛り上げようという試みですが、残念ながら現段階ではまだ多くの人に認知されているとはいいがたい状況のようです。参考までに、10年前の2007年に内閣府が制定した“家族の日”や“家族の週間”については、なんと9割が「知らない」89%と回答しました。“いい育児の日”が10年後に同じような結果を辿らないよう今後の盛り上がりを期待したいですね。ちなみに、“いい育児の日”に、家族で一緒に体験したり受けられたらいいなと思う活動やサービスについて尋ねたところ、「家族割引(レストランや映画、遊園施設など)」82%という声が圧倒的に多く、続いて「家族一緒に参加できる特別なイベント」59%、「家族写真撮影」33%が挙げられました。親である自分たち以外に子供を育て成長させてくれると感じる方はいますか?と質問したところ、「いる」と回答した割合は86%、残りの14%が「いない」という回答でした。「親以外に子供を育て成長させてくれる存在がいる」と回答した方に、それはどんな方ですか?と尋ねた結果、全体の約8割が「祖父母や親戚」81%で、続いて約5割が「保育園、幼稚園、学校、学童や放課後教室の先生」53%と回答しました。学校などの先生以上に祖父母や親戚付き合いが子供にとって何らかの成長につながることがうかがえました。回答者の方は、“いい育児”とはどのようなものと捉えているのでしょうか?質問してみました。「子供が伸び伸びと成長できる育児」77%、「笑顔があふれる育児」76%、「子供の個性やいいところを伸ばす育児」60%、「会話が多い育児」50%の順で5割を超す回答が得られました。最後に、育児で一番難しいことは何ですか?と尋ねました。その結果、全体の半数以上を占める上位3つが親の気持ちに関することでした。「おおらかな気持ちで子育てをすること」21%、「叱りすぎてしまうこと」18%、「思い通りにはいかないこと(思い通りにしたいと思ってしまうこと)」14%は、どれも親側の心に余裕がなくなっていることの表れであると考えられます。仕事もプライベートも日々忙しすぎる現代人の子育てにおける大きな特徴となっているようです。