2017年版 新小学1年生の「将来就きたい職業」、親の「就かせたい職業」

調査対象 2017年4月に小学校に入学する子ども4,000名(男女各2,000名)とその親4,000名 調査実施先 株式会社クラレ
調査方法 はがき及びインターネットで回収 調査期間 2016/夏ごろ~2016/年末

調査結果の概要

ランドセル素材などに幅広く使用される人工皮革<クラリーノ>を製造・販売する化学メーカーの株式会社クラレは、この春小学校に入学する子どもとその親を対象にアンケートを行い、「将来就きたい職業」「就かせたい職業」を調査しました。その結果、子どもたちが将来就きたい職業の1位は、男の子は当調査開始以来19年連続で「スポーツ選手」21.9%(内訳を見ると、「サッカー」57.7%が圧倒的人気です。以前は「サッカー」と並ぶ人気だった「野球」は17.8%で、過去最低の割合となりました)、女の子は19年連続で「ケーキ屋・パン屋」30.3%(内訳を見ると、「ケーキ屋」「パティシエ」が85.3%を占めており、女性の菓子職人[パティシエール]になりたい女の子が多いようです。スイーツ関連では「アイスクリーム屋」2.6%も9位に入っています)となりました。男女ともに人気が高いのが「警察官」で、男の子は14.5%、女の子は2.9%といずれも過去最多となりました。男の子はゲームクリエーターなど「ゲーム関係」1.3%、女の子は「獣医師」1.6%が前年比で大きく順位を上げました。「看護師」6.2%は女の子で10年ぶりにベスト3に入り、女の子の親の就かせたい職業でも20年連続1位になりました。親の就かせたい職業は、男の子の親トップ3は調査開始以来、「公務員」「スポーツ選手」「医師」の組み合わせとなっています。1位の「公務員」19.8%、3位の「医師」9.0%は昨年比で割合が増えましたが、2位の「スポーツ選手」9.9%はマイナス1.9ポイントとなり、子供の将来に安定を求める親の気持ちがうかがえました。女の子の親の就かせたい職業は、過去最高の割合で「看護師」21.2%が1位となりました。前年に比べて6.2ポイント上昇しています。3位に「薬剤師」9.7%、4位に「医師」6.3%、6位に「医療関係」5.0%も入っており、“医療関係”の職業に対する注目度が高いようです。

調査結果

男の子が将来就きたい職業(n=2,000)(単位:%)
男の子の親の就かせたい職業(n=2,000)(単位:%)
女の子が将来就きたい職業(n=2,000)(単位:%)
女の子の親の就かせたい職業(n=2,000)(単位:%)