【人事部採用担当者100人に聞く「就活生の面接時の印象」調査】

調査対象 全国の企業の人事部採用担当者 100人 調査実施先 ライオン株式会社
調査方法 インターネット調査 調査期間 2017/02/24~2017/02/27

調査結果の概要

ライオン株式会社は、全国の企業の人事部採用担当者を対象に、就職活動をしている学生(就活生)の面接時の印象について調査を実施しました。その結果、97%の採用担当者は、面接時に、就活生の第一印象を重視していました。採用担当者の3人に2人は、就活生の「目」を見ており、「イキイキした目」や「健康的な目」に好感を持っていました。また、澄んだ白目の人は、目が充血している人に比べて、イキイキとした印象を与えることがわかりました。まず、採用担当者に面接で第一印象を大事にしているかと尋ねたところ、97%が『大事にしている(「非常に大事」53%、「かなり大事」38%、「やや大事」6%:合計)』と答えました。第一印象で気になるところは、「姿勢」32%や「顔」30%でした。第一印象で気になる「顔」の中でも、採用担当者が最も見ているのは「目」64%でした。澄んだ白目の女性の顔写真と、同一人物の同様の顔写真に画像処理で“目の充血”を加えた写真を用意し、面接にきた時に受ける第一印象をそれぞれについて尋ねました。その結果、<澄んだ白目>の女性が面接にきた場合、89%の採用担当者が『良い(「非常に良い」35%、「かなり良い」31%、「やや良い」23%:合計)』印象であったのに比べ、<充血した目>の女性は『よい』印象が28%でした。また、<澄んだ白目>の女性は、「イキイキしている」44%、「健康的」34%、「清潔感がある」33%などポジティブな印象を与えるのに対し、<充血した目>の女性は、「疲れている」44%、「生活リズムが乱れていそう」30%、「不健康そう」29%など、ネガティブな印象を与えやすいことがわかりました。面接全体を通して好印象な就活生の行動や態度について尋ねたところ、「相手の目を見てしっかり話す」35%、「相手の話を聞く」29%、「言葉遣いが適切」28%など、コミュニケーションに関わる項目が上位に挙がりました。採用担当者は、第一印象とともに、コミュニケーションをとるときの態度や様子も、重視していることがうかがえます。

調査結果

面接で第一印象を大事にしているか(単一回答)(単位:%)
※「非常に大事」「かなり大事」「やや大事」の合計
第一印象で気になるところ(単一回答)(単位:%)
面接時に目を留める顔のパーツ(単一回答)(単位:%)
第一印象と目の関係(単一回答)(単位:%)
※「非常に良い」「かなり良い」「やや良い」の合計
顔の印象と目の関係(複数回答)
<澄んだ白目>(単位:%)
<充血した目>(単位:%)
面接時の好印象な行動・態度(複数回答、上位5位)(単位:%)