2016年と2017年を表す漢字一文字、また2016年の振り返りと2017年への期待に関する調査 |
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調査結果の概要
凸版印刷株式会社が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、一般的な全国の既婚女性および「Shufoo!」を利用する全国の既婚女性を対象に、2016年と2017年を表す漢字一文字、また2016年の振り返りと2017年への期待に関する調査をそれぞれ実施しました。まず2017年への期待をこめて、2017年を表す漢字一文字を尋ねたところ、『楽』9.16%が1位となりました。毎日の生活の中で家族とともに「楽しく」過ごしたい、家計や家事において「楽に」なりたいと、日常における安らぎや穏やかさを求めていると考えられます。一方、2016年を振り返る漢字一文字としては災害などの変事、社会や生活環境の変化によるインパクトが大きかった1年だったせいか、『変』4.88%が1位となっています。2017年において関心の高いことを尋ねました。1位は「米・新大統領就任」81.7%でした。2位以降は毎日の生活に関係が深く、家計や家事に大きく影響するトピックスがランクインしています。一方、2016年に関心が高かったニュースでは、「熊本地震」43.7%や「米大統領選挙、トランプ氏当選」38.7%などが挙げられました。2016年は、8月の台風複数同時発生をはじめとした異常気象によって毎日の生活に大きな影響があったと思います。野菜価格高騰などの値上げの影響で、家計への負担を感じているか尋ねました。家計への負担を『感じている(「かなり負担を感じている」33.6%、「やや負担を感じている」48.8%:計)』主婦は全体で82.4%、およそ5人中4人もいることが判明しました。Shufoo!利用者の場合、「かなり負担を感じている」人が49.8%と一般の主婦より16.2ポイントも高く、普段から節約志向の高いShufoo!利用者には、野菜価格高騰などの値上げは大きな痛手だったようです。そのような中で、「例年と比べてかなり熱心に(節約を)行った」9.2%、「例年と比べてやや熱心に(節約を)行った」30.9%と節約への取り組みを普段以上に行った主婦は全体で40.1%いることがわかりました。特に「かなり熱心に行った」主婦がおよそ10人に1人おり、野菜価格高騰のあおりを受けた結果として節約意識が高まったことが伺えます。家計管理や節約、家事に追われた2016年を経て、2017年は経済面でも時間にも余裕をもって楽になりたいと考えている主婦が多数ですが、節約に対する意気込みを尋ねました。「今年(2016年)よりも熱心に節約したい」31.4%、「今年(2016年)よりやや熱心に節約したい」43.1%と節約への意気込みが強い主婦は全体で74.5%いることがわかりました。では、家事や節約以外で、2017年に行いたいことは何でしょうか。尋ねてみました。「貯金・貯蓄を増やす」が73.2%と圧倒的に多く、次いで「自分や家族の健康管理」45.0%、「旅行」36.2%となりました。“楽に”暮らすための家計を支える貯金や貯蓄はもちろん、家族と“楽しく”暮らすための基本となる健康管理や旅行が上位に入り、自分だけでなく家族全員のための“コト”に進んで取り組みたいという気持ちが強いようです。