料理男子の実態調査と女性から見た料理男子に関する調査

調査対象 20代~50代の男女 計212名(男性108名、女性104名) 調査実施先 amidus株式会社
調査方法 インターネットによるアンケート調査 調査期間 2016/09/29~2016/10/14

調査結果の概要

料理男子の情熱を軸としたビジネスプラットフォーム「.cook(ドットクック)」を展開するamidus株式会社では、近年注目を集めている“料理男子”について、「料理男子の実態調査と女性から見た料理男子に関する調査」を実施しました。まず、料理をする目的について尋ねたところ、1位は「料理自体が好きだから」54.5%となり、次ぐ2位以下は「相手を喜ばせたいから」49.5%、「ストレス発散に繋がる」28.3%など、日々の“消費”としての料理ではなく、料理のプロセスを楽しむ“趣味”としての傾向があらわれた結果となりました。また、料理を振る舞う相手としては、「奥様・恋人」73.3%が最も高く、自分だけで食べるのではなく、“大切な人”に振る舞いたいと考えている人が多数ということが伺えます。近年、女性の社会進出が声高に叫ばれていますが、【国立社会保障・人口問題研究所の調査(2013年)】によると、夫の家事分担の割合はまだ低いのが現状です。今回、女性に行ったアンケートでも、『毎日週3~4ペース(「毎日」36.2%、「週3~4回」21.0%:計)』で料理をするという女性は約50%にのぼり、それを裏付ける結果となりました。料理男子にも同じ質問をしたところ、『休日(「週1~2回(休日のみ)」)』にキッチンに立つ人が41.8%、「週3~4回」で立つ人が23.6%という結果でした。このことから、“料理をすることが好きな男子”が、趣味でキッチンに立つことで、女性の家事負担の軽減に寄与する可能性が高いということがわかりました。つまり、料理男子は女性の社会進出を助けることができるという可能性を示した結果と言えるでしょう。料理に関する新しい情報(レシピや調理方法など)の入手方法を聞いてみました。すると、今や男女問わずに当たり前となった「レシピサイト(スマホ)」51.5%が1位。2位は「テレビ番組」41.4%をおさえ、「本・雑誌」45.5%という結果でした。これは、大手レシピサイトのアクセスランキングや、人気タグを見ると、“簡単”“安い”“シンプル”といった“時短・簡単料理”のレシピが多く存在している一方で、料理に対する“こだわり”や“料理のプロセス”を楽しむ、料理男子ならではの結果と言えるでしょう。料理男子の得意料理は何でしょうか?結果は、1位「和食(全般)」66.4%、2位「イタリアン」46.4%、3位「中華料理」40.0%となりました。

調査結果

あなたが料理をする目的は何ですか?(男性回答、5項目抜粋)(単位:%)
あなたが料理を振る舞う相手は誰ですか?(男性回答)(単位:%)
あなたが料理をする頻度はどの程度ですか?
<男性回答>(単位:%)
あなたが料理をする頻度はどの程度ですか?
<女性回答>(単位:%)
料理に関する新しい情報(レシピや調理方法など)はどのように入手しますか?(男性回答)(単位:%)
あなたが得意な料理は何ですか?(男性回答、5項目抜粋)(単位:%)