ペットとのお別れに関する調査

調査対象 15~69歳のペット(犬・猫)を亡くした経験を持つ方 544名 調査実施先 アイペット損害保険株式会社
調査方法 インターネットアンケート 調査期間 2016/07/15

調査結果の概要

『ハートのペット保険』でおなじみのアイペット損害保険株式会社では、ペット(犬・猫のことを指す)と別れた経験(死別、失踪、脱走等)を持つ方を対象に「ペットとのお別れに関する調査」を実施しました。ペットとの別れはつらいことですが、ペット飼育者であれば誰しもに訪れる出来事です。ペットとお別れする前の向き合い方について後悔の有無を尋ねたところ、7割近くの方が「後悔している」68%と回答しました。犬・猫飼い主別に後悔の内容を見ると、犬・猫飼い主がそれぞれ「もっと一緒の時間を過ごせばよかった」(犬:45.8%、猫:36.9%)という回答が最も多くなっています。以下、犬飼育者が「後悔していることはない」33.9%、「もっと健康管理に気を使ってあげればよかった」29.2%と続きますが、猫飼い主はこの順位が逆転しています。また、猫飼い主が犬飼い主の回答を上回った後悔の項目としては、“健康管理や治療/手術”に関するものが多いことが分かります。また、“心の準備”に対する後悔が猫飼育者に多いことから、愛猫との別れが猫飼育者にとって予期せぬタイミングだったことも伺えます。ペットとの思い出の品について聞きました。すると、何らかの思い出の品を残している方のうち、82.1%が「写真・動画」を残していることが分かりました。続いて、ペットが愛用していた「雑貨(首輪・おもちゃ等)」を残すという意見が26.8%となりました。ペットとお別れした悲しみを癒すきっかけとなった出来事は何だったのでしょうか。32.7%の方が「新しい犬・猫を迎える」ことを挙げました。以下「家族や友人など犬・猫とお別れした経験を持つ人と悲しみを共有する」22.7%や「犬・猫の遺品を整理する」17.6%という回答が続いています。最後に、ペットと過ごした日々を振り返って、ペットを飼って良かったと思うか尋ねたところ、9割近くの方が「良かった」88.3%と回答しました。別れを経験しても9割近くの飼い主が「ペットを飼って良かった」と回答していることや、ペットと別れる前の向き合い方に後悔している人は少なくないことから、今あるペットとの時間を大切にしたいものです。

調査結果

ペットとお別れをして後悔していることはありますか(単数回答、n=544)(単位:%)
後悔の内容
【犬飼育者】(複数回答、n=544、上位5項目抜粋)(単位:%)
【猫飼育者】(複数回答、n=544、上位5項目抜粋)(単位:%)
ペットとの思い出を残していますか(複数回答、n=336、※「特に残していない」という回答を除く)(単位:%)
ペットとお別れした悲しみを癒すきっかけとなった出来事は何ですか(複数回答、n=352、※「まだ癒されていない」「特に悲しくない」という回答を除く、上位5項目抜粋)(単位:%)
ペットと過ごした日々を振り返って、ペットを飼って良かったと思いますか(単数回答、n=458、※「分からない」という回答を除く)(単位:%)