産休・育休に関する実態調査

調査対象 全国のネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする過去10年以内に産休を取得したことがある20~49歳の女性 1,000名 調査実施先 ゲンナイ製薬株式会社
調査方法 インターネット調査 調査期間 2016/03/23~2016/03/31

調査結果の概要

妊活サプリメントを展開するゲンナイ製薬株式会社は、過去10年以内に産休を取得したことがある20~49歳の女性に対し、「産休・育休に関する実態調査」を実施しました。最初に育休を取得したか聞いたところ、「取得した」は86.4%、「取得しなかった」は13.6%でした。又、パートナーについて「取得した」は7.8%と、育休取得率は1割にも満たない現状が明らかになりました。育休を取得した方に対し、育休をどのくらい取得したか聞いたところ、「1年程度」が53.4%と過半数に達しましたが、育休期間が『1年程度に満たない(「1か月程度以下」5.6%+「3か月程度」6.5%+「半年程度」13.0%)』方は合計で25.1%と、およそ4人に1人の割合となりました。産休・育休中に不安だったことを聞いたところ、最も多かったのは「子育てと仕事を両立し続けられるか」65.5%で、3人中2人の割合で、“子育てと仕事の両立”に不安を抱きながら、休業期間を過ごしている状況が明らかになりました。職場において、産休・育休制度はどの程度浸透しているのでしょうか。自身の妊娠時、職場で既に他の従業員が産休・育休を取得した前例があったか聞いたところ、「あった」は68.6%、「なかった」は31.4%となり、自身が“初めての取得事例”となった方が少なくないことが明らかになりました。産休・育休取得の促進や、復帰後の活躍のサポートのために、各企業・団体にしてほしいと思うことを聞いたところ、最も多かったのは「急用時(子どもの急病など)のフォロー体制の確立」58.1%でした。急用で抜けた人の仕事を穴埋めする仕組みが整っていれば、お互いの負担や混乱を軽減できると考えられているのではないでしょうか。更に、もし次に妊娠したら、育休を取得したいと思うか聞いたところ、「取得したい」86.0%が8割半となり、大多数が育休の取得を希望しました。産休・育休に関する課題を解決し、“出産しても働き続けたい”という思いを支えることで、女性の活躍促進につながっていくのではないでしょうか。

調査結果

育休を取得したか(単一回答、全体 n=1,000)(単位:%)
育休をどのくらい取得したか (単一回答、育休を取得した方)(単位:%)
※現在、産休・育休中の方は、現時点での予定を聴取
産休・育休中に不安だったこと (複数回答、全体 n=1,000、5項目抜粋)(単位:%)
※回答比率が10%以上のものを抜粋
自身の妊娠時、職場で既に他の従業員が産休・育休を取得した前例があったか(単一回答)(単位:%)
産休・育休取得の促進や、復帰後の活躍のサポートのために、各企業・団体にしてほしいと思うこと (複数回答、全体 n=1,000、5項目抜粋)(単位:%)
もし、次に妊娠したら、育休を取得したいと思うか(単一回答)(単位:%)
※現在働いていない方や今後の妊娠を希望していない方にも、“もし働いているときに妊娠したら”と仮定して聴取