10歳キラキラ白書【2016年版】(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)友人との付き合い方、コミュニケーションツール、主に「学校」というライフシーンでの実態を調査しました。なやみとかを相談できる親友はいるか尋ねたところ、80%が「いる」と回答、また、友達とのコミュニケーション手段を聞いてみると、「メール」33.5%や「LINE」20.1%を抑えて「交換日記(交換ノート)」61.6%や「手紙」54.0%が堂々の2トップとなりました。学校への携帯・スマートフォンの持ち込みを禁止している学校も多いかもしれませんが、10歳ではまだまだアナログな方法で情報交換をし、仲を深めているようです。では、その友達との間でどの様なことが流行っているのでしょうか。「恋バナ(恋の話)」がトップでした。次いで「カラダやブラジャーの話」、「室内レクゲーム」がランクインしています。家族との関わり方、家庭での生活習慣に関する調査の結果を見ると、入浴については、カラダの変化が現れていく10歳以降から「ひとり」で入る割合が増えていくことがわかります。特に11歳以降は「お父さん」と一緒に入る割合が激減しています。食事について見ると、食事は1日の中で大切なコミュニケーションの場のひとつですが、夕食は90.3%が「お母さん」と食事をとっており、「きょうだい」67.3%、「お父さん」61.3%と続きます。朝食でも順位は同じですが数値を見ると、夕食よりも低くなっています。