おせち料理と正月に関する意識調査

調査対象 20歳代~60歳代の男女 1,000名(男女各500名) 調査実施先 全国農業協同組合中央会(JA全中)
調査方法 Webモニターによるアンケート 調査期間 2015/10/09~2015/10/12

調査結果の概要

全国農業協同組合中央会(JA全中)は、「おせち料理と正月に関する意識調査」を実施しました。はじめに、お正月におせち料理を食べているか聞いたところ、「必ず食べる」40.1%、「だいたい食べる」29.2%、「たまに食べる」14.0%を合わせて、約8割の人がおせち料理を食べている結果となりました。また、お正月におせち料理を食べている人にその理由を聞いてみると、「お正月に食べる習慣になっているから」が最も多く69.0%、次いで「お正月らしいから」52.1%となりました。次に、おせち料理について、素晴らしいと思う点や世界に誇れることを選んでもらった結果、「現在でも広く食べられている伝統料理である」42.5%、「見た目がきれい、美しい」41.3%と、それぞれ4割以上を占めました。続いて、おせち料理を家族一緒に食べることで家族だんらんにつながると思うか聞いたところ、「そう思う」37.5%、「ややそう思う」37.6%となりました。おせち料理を手作りしているかについては、「全て手作りしている」6.2%、「ほとんど手作りして、一部購入している」26.5%、「ほとんど購入して、一部手作りしている」29.7%となり、「手作り&購入」派が約6割を占めました。おせち料理を自分で作っている人に今後も作り続けたいと思うかと聞いてみたところ、「楽しいし好きなので今後も続けたい」15.8%、「大変だが続けたいと思う」63.0%となり、合わせて78.8%が、作り続けたいと回答しています。おせち料理をいつまで食べるかとの質問には、「元旦のみ」11.5%、「2日まで」23.6%となり、最多の「3日まで」は49.0%と半数程度を占めました。正月三が日に、おせち料理以外に食べるお手軽なメニューとしては「普通のごはん(白米と味噌汁、おかず等)」「鍋」がそれぞれ4割強となりました。最後に、おせち料理はお正月の家事負担を軽減し、家族でゆったり過ごせる習慣として良いと思うか聞いてみると、「そう思う」23.6%、「ややそう思う」42.1%で、合わせて約7割が評価していました。

調査結果

お正月におせちを食べるか(単数回答、n=1000)(単位:%)
お正月におせち料理を食べる理由(複数回答、n=833、※「お正月におせち料理を食べるか」の設問で「必ず食べる」「だいたい食べる」「たまに食べる」と回答した人のみ、5項目抜粋)(単位:%)
おせち料理について、素晴らしいと思う点や世界に誇れること(複数回答、n=1000、5項目抜粋)(単位:%)
おせち料理を家族一緒に食べることで家族だんらんにつながると思うか(単数回答、n=1000)(単位:%)
おせち料理を手作りしているか(平成25年調査結果との比較)(単数回答、n=1000)(単位:%)
おせち料理を今後も作りたいと思うか(単数回答、n=467、※「家庭でおせちを手作りしているか」の設問で「手作りしている」と回答した人のみ「自分で作ってはいない」と回答した人を除いて集計)(単位:%)
お正月はいつまでおせち料理を食べるか(単数回答、n=833、※「お正月におせち料理を食べるか」の設問で「必ず食べる」「だいたい食べる」「たまに食べる」と回答した人のみ)(単位:%)
正月三が日に、おせち料理以外に食べるお手軽なメニュー(複数回答、n=833、※「お正月におせち料理を食べるか」の設問で「必ず食べる」「だいたい食べる」「たまに食べる」と回答した人のみ、5項目抜粋)(単位:%)
おせち料理は、年末から準備をすることにより、お正月の家事負担が軽減し、家族でゆったり過ごせる習慣として良いと思うか(単数回答、n=1000)(単位:%)