夫婦の関係と夫婦の会話に関する調査(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)ここからは、夫婦の会話について、掘り下げて質問した結果をみていきます。まず、夫婦間の会話によって経験したことがある出来事について聞いたところ、「ちょっとした一言で傷ついた」は86.5%、「ちょっとした一言で嬉しくなった」は79.0%となりました。円満夫婦と不仲夫婦で比較すると、円満夫婦では「ちょっとした一言で嬉しくなった」が84.2%、不仲夫婦では「ちょっとした一言で傷ついた」が95.3%、「言いたいことを我慢しすぎて、不満が爆発した」が79.4%で、それぞれ高くなりました。パートナー(夫・妻)に対する不満や文句などで、相手に言いたいセリフは、「片付けをしなさい/だらしない」が31.9%で最も高くなりました。次に、もしもパートナーの口から発せられたら終わりだと思うセリフについて聞いたところ、最も多かったのは「結婚しなければ良かった/人生を返して(結婚を後悔)」で46.6%、2位は「触れないで!/生理的に無理(スキンシップを拒否)」で36.4%、3位は「誰の稼ぎで生活していると思っている!(稼ぎを笠に着て強く出る)」で29.1%となりました。パートナー(夫・妻)に対して、思っているけど照れくさくてなかなか言えないセリフについて、最も多かったのは「いつもありがとう/感謝しているよ」で41.7%となりました。続いて、これまでに実際に行った結婚記念日の過ごし方を聞いたところ、「ケーキを食べる」が26.8%で最も多く、次いで、「自宅でごちそうを食べる」が24.4%、「家族で食事会をする」が21.3%、「自宅でゆっくり過ごす」が20.4%、「レストランでディナーをする」が19.2%で続きました。さらに、素敵だなと思う結婚記念日の過ごし方を聞いたところ、「感謝や愛情を言葉にして伝え合う」が4割(39.8%)で最も高くなりました。また、近年日本でも盛り上がりを見せ始めている“バウ・リニューアル(改めて愛を誓い合うセレモニー)”に注目すると、全体で5.1%、女性では6.4%が素敵な結婚記念日の過ごし方として、憧れていることがわかりました。