インターネットを使った就職活動に関する調査(1) |
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調査結果の概要
連合(日本労働組合総連合会)は、「インターネットを使った就職活動に関する調査」を、実施しました。その結果、現時点で内定・内々定が出ている大学4年生は35.6%で、そのうち、インターンシップを受けた会社から内定・内々定が出ている割合は38.8%となりました。就職情報サイトの登録状況について、「登録した」人の割合は、全体では81.3%、大学4年生は89.8%、社会人1年生は72.8%となりました。(※社会人1年生には、就職活動をしていた時の状況を聴取。以下同様。)就職情報サイトに登録した時期をみると、今年の大学4年生では「大学3年の6月」がピークだったのに対し、社会人1年生は「大学3年の12月」がピークでした。今年から就職活動が後ろ倒しになり、大学4年生と昨年度の就活生である社会人1年生とでは集中する時期が若干ずれており、ピーク時期も異なる結果となりました。就職情報サイトに登録したきっかけについては、「大学主催の就職ガイダンス」が際立って高く73.4%となり、登録した就職情報サイトの数については、複数のサイトに登録した人が87.9%と9割近くになりました。また、登録サイト数の平均は3.2サイトでした。続いて、就職情報サイトを、1日に何時間くらい見ているか(見ていたか)聞いたところ、大学4年生では「1時間未満」が57.7%と約6割で、閲覧時間は1時間未満か1時間程度という就活生が多いようです。就職情報サイトからのエントリー数について、大学4年生では、エントリー数の平均は12.8社となりました。他方、社会人1年生の就活時についてみると、エントリー数の平均は20.4社となりました。((2)に続く)