「ペットと飼い主のデンタルケア」に関するアンケート調査

調査対象 20代以降の犬・猫飼育者 559名(男性 348名、女性 211名) 調査実施先 アイペット損害保険株式会社
調査方法 インターネットアンケート 調査期間 2015/04/24~2015/04/25

調査結果の概要

アイペット損害保険株式会社では、6月4日の「虫歯予防デー」を前に、「ペットと飼い主のデンタルケア」に関するアンケート調査を実施しました。はじめに、飼い主自身のデンタルケアについて伺ったところ、関心が「とてもある」と回答した飼い主のうち、約70%が自宅でのペットのデンタルケアは必要だと「とても思う」と回答しました。一方、自身のデンタルケアに関心が「全くない」と回答した飼い主のうち、60%は自宅でのペットのデンタルケアは必要だと「全く思わない」と回答しています。この結果から、飼い主の自身のデンタルケアへの関心がペットへのデンタルケアの必要性に反映されていることが伺えます。月に1回以上歯医者で歯の検診をすると回答した飼い主のうち、約58%はペットの歯磨きを毎日実施しているという結果でした。また、「歯や歯茎に違和感を感じた時」に歯医者で検診を受ける飼い主は、ペットの歯磨きに対しても「気になった時に行っている」という回答が約32%と多く見られました。「ペットへの自宅でのデンタルケアは必要だと思いますか」という質問に対して、飼い主の年代別に集計したところ、20代の飼い主で「とても思う」「思う」を回答した割合は80%を超えました。若い世代を中心にペットへのデンタルケアに必要性をより感じている傾向があるとみることができます。自宅でのペットのデンタルケアを必要だと「とても思う」「思う」と回答した飼い主と実際にデンタルケアを実施している飼い主の割合を、成人してから現在までの飼育頭数別で集計したところ、3頭以上飼育経験のある飼い主は、デンタルケアの必要性とその実施率に約35%~約50%の差が見られました。飼育経験が豊富な飼い主ほど、自宅でのデンタルケアを怠ってしまう傾向があるのではないでしょうか。

調査結果

自身のデンタルケアへの関心と、ペットへのデンタルケアの必要性(単位:%)
飼い主の歯の検診頻度と、ペットへの歯磨き頻度(単位:%)
ペットへの自宅でのデンタルケアの必要性(飼い主の年代別)(単位:%)
自宅でのペットのデンタルケアの必要性と実施率(成人後の飼育経験頭数別)(単位:%)