名前に関する調査 |
||||||||
|
調査結果の概要
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(旧マーシュ)では、「名前に関する調査」を実施しました。はじめに、自分の名前の名付け理由を知っているかどうか尋ねたところ、認知している人は71.7%となりました。また、母親から名付けられた人は、4割ほどに留まり、年齢があがるにつれて、その割合はさらに減少することがわかりました。50~60年前は、子どもの名付けに関与した母親は、3割にも満たないことがわかりました。次に、自分の名前について、どの程度気に入っているのか尋ねたところ、名前の文字表記を気に入っている人の合計は、3項目で最も高く、98.4%となりました。自身の名前を気に入っている人の大半が、文字表記を気に入っていると回答していることから、表記方法は、名前を気に入る基準として、重要な要素といえそうです。一方で、響きは気に入っていると回答した人は、僅か1.3%に留まり、名前の響きが気に入らない人は、名前そのものに対して、ネガティブな印象を抱きやすい様子が窺えました。反対に、名前は気に入っていないが、名付けの理由は「気に入っている」と回答した人が4割強となりました。名前がどのような理由で付けられたかについては、名前を気に入るか気に入らないかには、それほど影響を及ぼさないようです。続いて、お子様の名前を誰が決めたか尋ねたところ、「自分」77.9%、「配偶者」66.0%となり、現在では、子どもの名前を父親または母親以外が決めることは、ほとんどなくなってきているようです。最後に、お子様の名前を決める時に意識した点を尋ねると、「漢字」が最も高く94.9%、次いで「響き」94.7%、「呼びやすさ」91.2%となりました。