新生活実態と家庭の味に関する調査2015(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)食生活の意識について、親がこだわって欲しいと思っていることと、本人がこだわっていることを比較したところ、親がこだわって欲しい割合が高いもので、最も差が大きかったのは「栄養バランス」(親78.0%、本人40.8%)で、37.2ポイント差となり、本人がこだわっている割合のほうが高いものとしては、「食費の節約」(親14.0%、本人54.4%、40.4ポイント差)、「美味しさ」(親12.0%、本人37.6%、25.6ポイント差)、「時短」(親3.5%、本人28.0%、24.5ポイント差)が、上位3項目となりました。本人に対し、もし便利な食材や調味料、レシピがあったら、(今よりもっと)自炊するようになるかどうか、例を挙げて聞いたところ、「(もっと)自炊するようになる」と回答した割合は、「ちょうどいいサイズ(少人数用など)の“食材”が買いやすくなったら」では56.8%と6割弱、「種類が充実して、好みの味が出せる調味料を選べたら」は59.5%と6割、「手間なく美味しくできる“万能調味料”があったら」は58.1%と6割弱でした。「手間なく美味しくできる料理のレシピが充実したら」では7割強(73.8%)で、今回挙げたなかでは「(もっと)自炊するようになる」と回答した割合が最も高くなりました。これから新生活を始める人への、キッチン用品のオススメ度について、「電子レンジ」(所持者639名、74.0%)、「炊飯ジャー」(所持者666名、73.7%)が、ともに7割台で、目立って高くなりました。本人に、実家に帰省したとき、家族と一緒に食べたいと思う“家庭の味(家庭料理)”を聞いたところ、1位「カレー」(135件)、2位「肉じゃが」(112件)、3位「鍋」(51件)となりました。他方、親に対して、子どもに伝えたい“家庭の味(家庭料理)”を聞いたところ、1位「肉じゃが」(36件)、2位「味噌汁」(31件)、3位「カレー」(22件)となりました。次に、本人に対し、お祝いやめでたい日に食べたい“家庭の味(家庭料理)”を聞いたところ、1位「すき焼き」(72件)、2位「唐揚げ」(60件)、3位は昔からめでたい日に口にされてきた「赤飯」(52件)が入りました。
調査結果
- 【手間なく美味しくできる料理のレシピが充実したら】(単位:%)
- これから新生活を始める人への、キッチン用品のオススメ度(複数回答結果を集計、本人:各キッチン用品所持者ベース、5項目抜粋)(単位:%)
- 実家に帰省したとき、家族と一緒に食べたいと思う“家庭の味(家庭料理)”(自由回答、上位5位までを表示、本人:全体 n=800)
順位 メニュー 件数 1位 カレー 135 2位 肉じゃが 112 3位 鍋 51 4位 唐揚げ 45 5位 味噌汁 41 - 子どもに伝えたい“家庭の味(家庭料理)”(自由回答、上位5位までを表示、親:全体 n=200)
順位 メニュー 件数 1位 肉じゃが 36 2位 味噌汁 31 3位 カレー 22 4位 煮物 20 5位 豚汁 7 - お祝いやめでたい日に食べたい“家庭の味(家庭料理)”(自由回答、上位5位までを表示、本人:全体 n=800)
順位 メニュー 件数 1位 すき焼き 72 2位 唐揚げ 60 3位 赤飯 52 4位 ちらし寿司 47 5位 寿司 46