子どもたちが考える“日本”に関する意識調査

調査対象 全国の小学5年生~中学3年生の子どもを持つ親
(※子どもと一緒に回答できる方) 800名
調査実施先 (株)バンダイ
調査方法 インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング) 調査期間 2015/01/09~2015/01/12

調査結果の概要

株式会社バンダイは、2月11日の「建国記念の日」にあわせ、子どもたちが自分の住む国「日本」をどのように見ているかを探るため、小学5年生から中学3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)800人を対象に、「子どもたちが考える“日本”に関する意識調査」を実施しました。はじめに、「日本」を一言で言うとどのような国だと思うかを自由回答で聞いたところ、ポジティブな回答が78.75%となり、8割近くの子どもが日本に対してポジティブなイメージを持っていることがわかりました。ポジティブな回答としては、「平和」、「安全」、「いい国」、「安心」、「きれい」などのワードが多く挙げられました。次に、「外国人の友達ができたとしたら、日本の何をおすすめしたいか」と尋ねたところ、外国人の友達におすすめしたい日本の文化・芸能の1位は「マンガ・アニメ」となりました。その理由として、「世界で認められているから」(小学6年生女子)、「クールジャパンとして有名だから」(中学2年生女子)などのコメントが寄せられました。2位は「日本食」となり、その理由として「世界無形文化遺産に登録されたから」、「美味しいから」、「外国の人にも人気があるから」というコメントが目立ちました。おすすめしたい日本の料理を聞いたところ、2位以下を大きく引き離して「寿司・刺身」が1位となり、「寿司の美味しさを海外の人に教えてあげたい」などのコメントが寄せられました。3位は「温泉」となり、その理由として「日本らしいから」、「ゆっくりできるから」というコメントが目立ちました。また、日本の伝統的な文化である「お祭り」(5位)、「伝統玩具(おりがみ・けん玉・おはじきなど)」(6位)、「和服(着物・浴衣など)」(7位)、「スポーツ(柔道・空手・剣道など)」(8位)、「書道」(9位)もランクインしました。10位にランクインした「ゆるキャラ」へのコメントは、「ふなっしー」「くまモン」という具体名に加え「日本経済にも関わる日本の代表的なものだから」(中学3年生女子)など、ただかわいいだけではなく、社会に大きな影響を与える日本の文化の1つとして認識されていることがわかります。全体の回答・コメントから、多くの子どもたちが日本の文化・芸能に誇りを持ち、その良さを伝えたいと思っている様子が読み取れました。外国人の友達を連れて行ってあげたい都道府県を聞いたところ、1位は「京都府」(24.5%)となり、観光地としての人気の高さを示す結果となりました。2位は僅差で「東京都」(22.1%)、3位は「北海道」(6.0%)となりました。

調査結果

「日本」を一言で言うとどのような国だと思うか(自由回答、単一回答)(単位:%)
外国人の友達におすすめしたい日本の文化・芸能(選択式、複数回答)(単位:%)
1位マンガ・アニメ44.8
2位日本食40.9
3位温泉20.1
4位ゲーム16.4
5位お祭り14.3
6位伝統玩具(おりがみ・けん玉・おはじきなど)13.8
7位和服(着物・浴衣など)11.5
8位スポーツ(柔道・空手・剣道など)11.4
9位書道10.9
10位ゆるキャラ9.6
外国人の友達におすすめしたい日本の料理(選択式、複数回答)(単位:%)
1位寿司・刺身78.6
2位ラーメン45.3
3位たこ焼き29.4
4位白いご飯(おにぎり含む)26.3
5位お好み焼き24.8
外国人の友達を連れて行ってあげたい都道府県(自由回答、単一回答)(単位:%)
1位京都府24.5
2位東京都22.1
3位北海道6.0
4位大阪府5.8
5位福岡県4.3