労働時間に関する調査(1)

調査対象 全国のネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする20歳~59歳の男女雇用労働者(正規労働者・非正規労働者) 3,000名 調査実施先 日本労働組合総連合会 連合調べ
調査方法 インターネット調査 調査期間 2014/10/31~2014/11/05

調査結果の概要

連合(日本労働組合総連合会)は、20歳~59歳の男女雇用労働者を対象に、「:労働時間に関する調査」を実施しました。勤務先の就業規則については、「会社に就業規則があり、自分自身その内容を把握している」が59.1%、「会社に就業規則はあるが、自分自身はその内容を把握していない」は25.7%、となりました。通常の勤務日1日の平均的な労働時間について、最も多かったのは「7時間~8時間未満」26.0%で、平均時間は7.8時間となりました。次に、残業を命じられることがあるか聞いたところ(※残業を「する」ことではなく、「命じられること」について聴取した点に留意)、「ある」が59.2%、「ない」が40.8%となりました。また、正規労働者で残業を命じられることがある人は62.7%、非正規労働者では54.6%でした。残業を命じられることがある方の1ヶ月の平均残業時間は、「10時間未満」53.6%が最も多く、平均時間は18.0時間となりました。そして、賃金不払い残業(サービス残業)をせざるを得ないことがあるか聞いたところ、「ある」42.6%、「ない」57.4%となりました。就業形態別にみると、賃金不払い残業(サービス残業)をせざるを得ないことがあるとの回答は、正規労働者のほうが20ポイント以上高くなっています。また、残業を命じられることがある方に、残業時間が前年と比べてどう変化したか聞いたところ、「増えた」25.8%、「減った」20.6%、「変わらない」53.6%となりました。さらに、どのようなことが残業の原因になっていると思うか聞いたところ、最多回答は「仕事を分担できるメンバーが少ないこと」53.5%となりました。((2)に続く)

調査結果

勤め先の就業規則の状況(単一回答形式、単位:%)
通常の勤務日に、どのくらいの時間働くことが多いか(1日の平均勤務時間、単一回答形式)(単位:%)
勤め先では、労働時間(出退勤の状況等)をどのように管理しているか(単一回答形式、全体 n=300)(単位:%)
残業を命じられることがあるか、ないか(単一回答形式、単位:%)
1ヶ月の平均残業時間(単一回答形式、対象:残業を命じられることがある人)(単位:%)
賃金不払い残業(サービス残業)をせざるを得ないことがあるか、ないか(単一回答形式、単位:%)
残業時間について、前年と比べてどのように変化したか(単一回答形式、対象:残業を命じられることがある人  n=1,775)(単位:%)
どのようなことが残業の原因になっていると思うか(複数回答形式、対象:残業を命じられることがある人 n=1,775)(単位:%)