働く女性の「ストレス」に関する意識調査(2) |
|
|
調査結果の概要
((1)より続く)『ストレスに対する対処方法』を尋ねたところ、「睡眠・休息をたっぷりとった」(93人)が1位、次いで「趣味・好きなことに打ち込んだ」(86人)、「好きなものを食べた・お酒を飲んだ」(67人)となりました。『ストレスが原因で失敗してしまったこと』については、今回も2007年も「カロリーを気にせず好きな物を好きなだけ食べてしまった」(48.0%)が1位となりました。また、今回新たに選択肢を追加した「休日何もせずにずっと寝ていた」(35.0%)が2位となっています。『平日・休日の睡眠時間』について質問すると、平日の夜は平均で6時間、休日は7.2時間となりました。さらに、その分布を見てみると、平日は「6時間以上7時間未満」と答えた人が多い一方、休日は「8時間以上」と答えた人が最多となりました。続いて、『自分の睡眠に満足しているか』を質問したところ、約半数の働く女性が睡眠に対し不満を感じていることが分かりました。【10】で睡眠に対し「やや不満」、「不満」と回答した方に『具体的にどのような不満をお待ちですか』と質問すると、「寝ても疲れが取れない」(52.6%)が1位となりました。睡眠に不満を持つ半数以上の働く女性は、寝ても寝ても疲れが取れず、睡眠の質に問題があると言えそうです。『睡眠不調な時に現れる心身や行動・思考への影響』を質問すると、1位は「なかなか疲れが抜けない」(53.6%)、次いで「イライラしやすくなる」(44.4%)があがりました。【6】の『ストレスが美容・健康・メンタル面・行動、思考に具体的にどのように現れましたか』では、1位に「イライラしやすくなる」、次いで「なかなか疲れが抜けない」が続いており、ストレスと睡眠不調は、よく似た心身への影響が現れると言えそうです。『睡眠について行っている対策をお聞かせください』と質問すると、【10】で働く女性の半数が睡眠に対して不満を感じているにも関わらず、その対策では「とくに何もしていない」(39.6%)が1位となりました。また、最近では効果がないと言われている「寝だめ」(17.0%)が2位に続きました。