働く女性の「ストレス」に関する意識調査(1) |
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調査結果の概要
長瀬産業株式会社の100%子会社である、株式会社ナガセ ビューティケァでは、全国の20歳代~50歳代の働く女性を対象として『働く女性の「ストレス」に関する意識調査』を実施しました。はじめに、『現在ストレスがある、あるいはストレスがたまっていると実感しているか』を質問したところ、8割近くがストレスを実感していることが分かりました。2007年に実施した調査でも、同じく約8割がストレスを実感しており、多くの働く女性がストレスを抱えている状況は7年前も現在も変わらない一方、ストレスの内容や解消法は時代とともに少しずつ変化していることが今回の調査で分かりました。【1】でストレスを感じている人に、『現在のストレスの度合い』を質問したところ、ストレスの度合いは平均で63.5%となりました。また、「70%以上100%」と答えた人が最も多く、ストレスを感じている人の多くは、その度合いも高いことが分かりました。『ストレスの原因は何だと思いますか』と現在抱えているストレスの原因を質問したところ、「仕事に関すること」(45.6%)が1位に。次いで、「人間関係」(23.0%)があがりました。2007年の調査結果では「人間関係」(47.3%)が1位、2位に「仕事に関すること」(28.4%)が続きましたが、順位が逆転する結果になりました。次に、『ストレスの原因になりやすいこと』を質問したところ、「職場での人間関係」(55.4%)が1位となり、次いで「将来に対する漠然とした不安」(44.8%)や「収入が少ない」(33.8%)があがりました。『ストレスの影響が美容・健康・メンタル面・行動、思考に現れたことがありますか』との質問には、約8割が心身への影響を実感している結果となりました。続いて『ストレスが具体的に美容・健康・メンタル面・行動、思考にどのように現れたか』を質問したところ、「イライラしやすくなる」(68.1%)が1位となり、3位に「やる気がおきない」(48.4%)、「気分が沈む」(48.4%)があがるなど、メンタル面への影響が目立ちました。2007年に実施した調査では、美容・健康面に現れる影響を中心に質問をし、今回新たにメンタル面の選択肢を追加しましたが、現代の働く女性は、予想以上にメンタル面において、ストレスの影響を感じていることが分かりました。((2)に続く)