フリーランスの働き方とお金に関する調査

調査結果の概要

ライフネット生命保険株式会社は、20～49歳の男女フリーランス・正社員を対象に、「フリーランスの働き方とお金に関する調査」を実施しました。はじめに、現在の仕事環境について、会社員と比べて得だと思うことを聞いたところ、もっとも多かったのは「好きなことを仕事にできる」（47.4％）で、次いで「好きな時間に仕事ができる」（44.4％）が4割半、「好きな服装で仕事ができる」（38.2％）が続きました。女性のフリーランスでは、2人に1人が「好きな時間に仕事ができる」（49.0％）ことにメリットを感じていることがわかりました。次に、現在の仕事環境について、会社員と比べて不安だと思うことを聞いたところ、もっとも多かったのは「収入が安定しづらい」（70.8％）でした。それ以外にも、「ローンやカードの審査が通りづらい」（25.4％）、「人生設計が立てづらい」（22.6％）ことを不安に感じているようです。貯蓄額について、フリーランスの平均貯蓄額は431万円、正社員の平均額は359万円と、フリーランスのほうが高くなりました。フリーランスでは、貯蓄額「3,000万円以上」3.6％と、正社員の2倍以上となり、また、約10人に1人が貯蓄額「1,000万円以上」（12.2％）と、こちらも正社員の貯蓄額（9.4％）を上回っています。一方、フリーランスの5人に1人（22.2％）は「貯蓄額が0円」という結果も出ており、正社員と比べ貯蓄額の多い人と少ない人の差が大きい傾向にあります。続いて、フリーランスに、会社員が一般的に受けている各種制度や保障が適用されないことについて聞いたところ、健康保険の被保険者が、傷病により業務に就くことができない場合に給付される≪傷病手当金≫について、「フリーランスには支給されないことを知っている」割合は7割（69.8％）で、「フリーランスにも欲しい」と答えた割合は8割（77.6％）となりました。

調査結果