オーラルケアに関するアンケート

  • 調査期間
  • 2014/10/21~2014/10/23
  • 調査対象
  • 全国在住の10代(高校生以上)~50代男女(現在矯正中でなく、入れ歯(部分入れ歯・総入れ歯)も使用していない方) 750名
  • 調査方法
  • インターネット調査(マーシュの自社モニター )

調査結果の概要

インターネット調査会社の株式会社マーシュでは、「オーラルケアに関するアンケート」を実施しました。はじめに、オーラルケアという言葉からイメージするものを尋ねたところ、「虫歯の予防」63.1%、「歯周病の予防」67.1%、「口臭の予防」60.0%となりました。一方で、オーラルケアのイメージとは関係なく歯や口の健康について関心のあることを尋ねたところ、「虫歯の予防」62.7%が最も多くなりました。現在使用しているオーラルケア用品については、「歯ブラシ」88.9%、「歯みがき粉」76.5%、「歯間ブラシ・デンタルフロス」30.4%の順に多くなりました。男女別では、女性に比べて男性の方が歯ブラシの使用率がやや低く、歯みがき粉については17.1ポイントもの差がありました。続いて、歯と口の健康に関する項目別に、現在自分がどの程度気になっているか尋ねたところ、【虫歯】が「気になる」(以下、すべて気になる・やや気になるの合計)との回答は全体の68.5%、【歯周病】65.6%で、それぞれ6割を超えました。【歯垢・歯石】76.1%、【歯の着色汚れ】71.2%、【口臭】69.7%はさらに高く、7割近い人が気にしていることがわかりました。自分の口臭が「気になる」「やや気になる」と回答した人に、どのようなことが気になるか尋ねると、「自分の口臭の有無や強さがわからないこと」59.7%が最も多く、また、口臭が気になったときにとる行動については、「歯を磨く」59.7%が最も多くなりました。虫歯について、「過去に虫歯があったが、治療済みである」と答えた人は56.9%でした。歯周病経験者については特に50代で多く、33.3%と3人に1人が経験していますが、20代~40代ではそれぞれ10%台、10代では8.0%と1割弱でした。しかし、厚生労働省が平成23年に行った『歯科疾患実態調査』によると、軽度なもの(「歯石の沈着」「プロービング後の出血」)も含めると歯肉に何らかの所見があった人は15歳以上で7割を上回るという結果が出ており、多くの「歯周病になっているかどうかわからない」「今まで歯周病になったことはない」と答えた人の中に、歯周病の症状にまだ自覚のない人や予備軍が少なからず存在している可能性が考えられます。

調査結果

「オーラルケア」という言葉から、どのようなことをイメージされますか。あてはまるものをすべてお選びください。また、オーラルケアのイメージとは関係なく、あなたが「歯や口の中の健康」について関心のあることをすべてお選びください。(それぞれ複数選択可、n=750)(単位:%)
あなたが現在使用されているオーラルケア用品を、すべてお選びください。(複数選択可、※オーラルケア:虫歯や歯周病を予防するために、歯や口の中を清潔に保つ手入れすること)(単位:%)
【歯ブラシ・電動歯ブラシ使用状況】(単位:%)
歯と口の中に関する下記の項目について、現在、あなたはどの程度気になっていらっしゃいますか。(1つずつ選択、n=750)(単位:%)
ご自身の「口臭」について、どのようなことが気になりますか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数選択可、口臭が「気になる」「やや気になる」と回答した方 n=523)(単位:%)
ご自身の「口臭」が気になったときは、何かされていますか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数選択可、口臭が「気になる」「やや気になる」と回答した方 n=523)(単位:%)
現在、あなたは虫歯がありますか。また、歯科医院で治療はされていますか。(1つ選択、n=750)(単位:%)
現在、あなたは歯周病(歯肉炎・歯周炎)がありますか。また、治療はされていますか。(1つ選択、n=750)(単位:%)
問合せ先:営業企画チーム 水城良祐
Mail:mizuki@marsh-reserch.co.jp
調査実施先:株式会社マーシュ