小学生の体育・スポーツに関する意識調査

  • 調査期間
  • 2014/08/28~2014/08/31
  • 調査対象
  • 全国の小学生、中学生の子どもを持つ親 840名
    (※子どもと一緒に回答できる方)
  • 調査方法
  • インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)

調査結果の概要

株式会社バンダイは、10月13日の「体育の日」にあわせ、小学生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)を対象に、「小学生の体育・スポーツに関する意識調査」を実施しました。まず、「体育」が全教科のなかでどれくらい人気があるのかを探るため「子どもの好きな教科」を聞いたところ、「体育」という回答が39.5%にのぼり全教科のなかで1位となりました。男女別で見ると、男子では半数に迫る47.4%が、女子では1位は「音楽」となったものの、3割以上が好きな教科として「体育」と回答しています。子どもの好きな体育の種目について質問したところ、2位以下に大きく差をつけ、1位は「水泳」(45.1%)となりました。なお、バンダイこどもアンケート「子どもの習い事に関する意識調査」(2014年3月調査)においても、小学生がしている習い事の1位は「水泳」となりました。習い事においては「体力作りのため」などの理由で幼少期から「水泳」を習いはじめている子どもたちが多く、小さい頃から慣れ親しんでいる「水泳」が好きな体育の種目としても人気となったことが推測されます。子どものスポーツ教育にかける年間費用を親に聞いたところ、平均金額は37,909円となりました。金額の分布を見ると、「10,000円以上」が全体の過半数の51.4%にのぼりました。年間費用で高額の回答をした方のなかでは、「フィギュアスケートのレッスン代」(年間費用700,000円/小学4年生女児の親)、「バレエ」(年額費用600,000円/小学5年生女児の親)「体操教室の学費」(年間費用300,000円/小学3年生男児の親)などの回答が見られました。子どもがスポーツを好きになるような工夫について親に尋ねたところ、51.5%の親が、「子どもがスポーツを好きになるような工夫をしている」と回答。具体的な内容としては、「習い事をさせている」、「必要な出費を負担する」、「褒める」、「一緒にやる」、「送迎のサポート」、「試合の応援」、「食事に気をつける」などの回答があり、経済的なサポートに加え、精神的なサポートやスポーツをするための環境作りをしていることが読み取れます。また、「一緒にやる」と回答した方からは、「楽しさを分かち合う」、「ゴルフのコースを一緒にまわる」などのコメントが寄せられ、親子のコミュニケーションの一環として、スポーツを楽しんでいる様子が伝わってきました。

調査結果

好きな教科(複数回答)
【男女総合TOP5】(単位:%)
1位体育39.5
2位算数38.0
3位図工37.5
4位国語29.3
5位音楽28.2
【男子総合TOP5】(単位:%)
1位体育47.4
2位算数45.7
3位図工33.8
4位理科(理科系の生活科を含む)24.3
5位音楽16.9
【女子総合TOP5】(単位:%)
1位音楽42.9
2位国語41.7
3位図工41.2
4位体育31.7
5位算数30.2
好きな体育の種目(複数回答)
【男女総合TOP5】(単位:%)
1位水泳45.1
2位かけっこ33.3
3位ドッジボール30.4
4位縄跳び24.6
5位サッカー22.4
【男子総合TOP5】(単位:%)
1位水泳41.7
2位サッカー40.0
3位ドッジボール39.0
4位かけっこ37.4
5位体操・マット運動16.4
【女子総合TOP5】(単位:%)
1位水泳48.6
2位縄跳び34.8
3位かけっこ29.3
4位ドッジボール21.7
5位体操・マット運動20.5
◆参考 子どもの習い事に関する意識調査(2014年3月調査)
【男女総合TOP5】(単位:%)
1位水泳22.0
2位ピアノ20.7
3位学習塾17.3
4位習字13.2
5位英会話12.3
子どものスポーツ教育にかける年間費用(単位:%)
子どもがスポーツを好きになるような工夫をしているか(単位:%)
調査実施先:(株)バンダイ