英会話による“おもてなし”に関する調査(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)仕事に対する意識として、「“おもてなし”のプロを目指したいか」を聞いたところ、70.2%が「目指したい」と回答しました。男女別に、“おもてなし”のプロを目指したいとした割合をみると、男性の65.2%に対し、女性では75.2%と4人に3人の割合となりました。次に、「現在、業務上身につける必要があると感じる外国語会話」を聞いたところ、「英会話」72.7%が際立って高く、また、「今後、業務上必要になるシーンが増えると思う外国語会話」でも「英会話」68.7%がトップになりました。また、「現在、英会話を業務上身につける必要がある」と回答した方に、いつまでに身につける必要があると感じるか聞いたところ、「いますぐにでも」47.6%が最も多くなり、「東京五輪開催年まで(計)」は90.1%という結果となりました。続いて、現在、英会話の勉強をしているか聞いたところ、「勉強している(会社が研修を用意)」1.2%、「勉強している(会社から費用のサポートあり)」1.4%、「勉強している(会社からサポートなし)」15.6%となり、『勉強している』ビジネスパーソンの割合は17.8%となりました。仕事に対する意識別にみると、“おもてなし”のプロを目指したい層では『勉強している』割合が21.7%と5人に1人以上となり、目指したくはない層(8.7%)の2倍以上となりました。英会話ができるようになったら生まれると思う変化について、外国人のお客様への接客では、「スムーズに対応できる」49.9%が最も多く、次いで、「日本人と同レベルの接客ができる」49.6%、「コミュニケーションがとれる」37.0%、「きめ細やかなサービスが提供できる」30.8%が続きました。また、自分自身の変化を聞いたところ、最も多かったのは「自分に自信が持てる」で65.8%と際立って高く、「向上心が強まる」35.6%、「行動が積極的になる」34.8%が続きました。これまでの英語学習について、「小学校から英語教育がはじまっている最近の小学生がうらやましい」では、「非常にそう思う」34.0%、「ややそう思う」29.1%となり、合わせて63.1%が同意を示しました。また、「学生時代にもっと英語を頑張って勉強すればよかった」では、「非常にそう思う」が45.2%、「ややそう思う」が27.9%で、73.1%が同意する結果となりました。