医薬品の適正使用に関する意識・知識調査(2)

  • 調査期間
  • 2013/12/27~2014/01/05
  • 調査対象
  • 全国の中学生の子どもがいる、30~59歳の母親 500名
    (子どもの学年:中学1年生 154名、中学2年生 168名、中学3年生 178名)
  • 調査方法
  • インターネット調査(ネオ・マーケティング)

調査結果の概要

【(2)中学生の母親自身の医薬品と「くすりの適正使用」への知識】((1)より続く)続いて、「くすりの適正使用」に関する知識について質問しました。健康食品やサプリメントが医薬品ではないことを知らない母親は全体の4割を占め、「ジェネリック医薬品」と「OTC医薬品」が異なることを知らない母親は約9割にのぼりました。また、3人に1人の母親は、病院・調剤薬局でもらった薬は、症状が良くなっても、自己判断で止めてはいけないことを知らず、半数以上の母親は、医薬品は自然治癒力を助けるものであることを知らないことがわかりました。さらに、全体の約9割の母親は、薬の正しい使い方に関する教育が、中学校の義務教育で行われていることを知らないことも明らかとなり、以上の結果から、中学生の母親の、医薬品や「くすりの適正使用」に関する知識と、中学生が「くすりの適正使用」について学校で教育を受けていることについての認知が、十分ではないことがわかりました。

調査結果

Q.以下の質問についてあなたのお考えに最も当てはまるものを教えてください。
【健康食品やサプリメントは、医薬品に含まれる】(n=500、単位:%)
【「ジェネリック医薬品」と「OTC医薬品」は同じである】(n=500、単位:%)
【病院・調剤薬局でもらった薬は、症状が良くなったら自分の判断で止めて良い】(n=500、単位:%)
【医薬品は、自然治癒力を助けるものである】 (n=500、単位:%)
【薬の正しい使い方の教育は、中学校の義務教育で行われている】(n=500、単位:%)
資料提供:くすりの適正使用協議会