第9回「日本人の意識」調査(2013)

  • 調査期間
  • 2013/10/19~2013/10/20
  • 調査対象
  • 全国の16歳以上の国民 5,400人(層化無作為二段抽出)
    <有効数(率):3,070人(56.9%)>
  • 調査方法
  • 個人面接法

調査結果の概要

NHK放送文化研究所は、全国の16歳以上の国民を対象に、第9回「日本人の意識」調査(2013)を実施しました。まず、結婚した女性が職業をもち続けることについて、どのように考えているか尋ねたところ、「結婚して生まれても、できるだけ職業をもち続けたほうがよい」(56%)と考えている人が半数以上を占め、最も多くなりました。この考えを持つ人は、1973年の調査開始以降、年々増え続けています。次に、結婚することについて、選択形式で尋ねました。時系列でみると、「人は結婚するのが当たり前だ」と考える人が増加する一方で、「必ずしも結婚する必要はない」と考える人は、減少傾向にあります。また、子どもをもつことについては、「結婚しても、必ずしも子どもをもたなくてよい」と考える人が半数以上を占める結果となりました。選挙やデモなどの一般国民の行動が、国の政治に影響を及ぼすと考える人は、減少が続いていましたが、現在は48%(非常に大きな影響を及ぼしている+かなり影響を及ぼしているの合計)と、半数ほどにとどまっています。ふだんの生活に欠かせないコミュニケーション行動は、「携帯電話・スマートフォンを使う」、「インターネットを利用する」の割合が、年々、増加しています。続いて、今の生活に、全体としてどの程度満足しているか尋ねたところ、「満足している」との回答が、調査開始以降、最も多い結果となりました。親せきや職場の同僚、隣近所の人と、なにかにつけ相談したり、たすけ合えるようなつきあいが望ましいと考えている人は、減少傾向にあり、特に隣近所の人については、調査開始以降、最も少ない状態が続いています。

調査結果

結婚した女性が職業をもち続けることについて、あなたのお考えに近いものを選んでください
結婚することについて、あなたのお考えは、どちらに近いでしょうか
【選挙】・【デモなど】・【世論】が、国の政治に反映していると思う人の割合
ふだんの生活のことについて、あなたの気持ちとして、欠かせないと思うことをいくつでもあげてください(複数回答)
あなたは今の生活に、全体としてどの程度満足していますか
【親せき】・【職場の同僚】・【隣近所の人】と、なにかにつけ相談したり、たすけ合えるようなつきあいが望ましいと考えている人の割合
出典:NHK放送文化研究所 公開HP
第9回「日本人の意識」調査(2013) 結果の概要P.1,3~4より作成
調査実施先:NHK放送文化研究所